iPhoneをロックしても個人情報がダダ漏れって知ってた？

2015年07月07日 08時00分更新

　みなさま、こんにちは。

　iPhoneにロックをかけていればプライバシーが安全ということはありません。きちんと設定をしていないと、ロック中でも個人情報がダダ漏れだって知っていましたか？　電話番号やメールといった個人情報、メッセージやLINEなどのSNSの内容まで見られてしまいます。

　もし、ここで紹介する方法で見えてしまうようならば、すぐに設定を見直しましょう。

　ロック画面の状態で、画面の上にある横棒を下にスライドしてみましょう。通知センターの画面が表示されますね。ここでは「Slack」というコミュニケーションツールの通知内容が見えますし、“今日”を選択すると今後の予定もわかります。

　さらに、Siriに「私の電話番号教えて」と聞くと、登録してある電話番号が表示されました。

　これらの情報が表示されて困るのであれば、設定を変更しましょう。

　まず、設定から“Touch IDとパスコード”を選択します。

　設定を変更するため、ロックを解除するパスコードを入力しましょう。

　ロック画面からアクセスできるものが一覧で表示されました。

・今日
・通知の表示
・Siri
・Passbook
・メッセージで返信

　これらを表示してもいいか確認しましょう。“通知の表示”をオフにすると、通知センターから通知の項目が消えます。Siriはロック画面でホームボタンを長押しすると起動してしまうので、鞄の中で知らずに立ち上がっていることもあります。いつもロックを解除してから使っているならば、オフにすると安心ですね。

　通知をオフにするとまったく表示されなくなるので、それは困るという場合は、アプリ別に設定しましょう。

　設定画面の下にアプリの一覧がありますので、通知を変更したいアプリを選びます。ここでは「Slack」を例に説明します。

　アプリを選ぶと設定項目が表示されるので、“通知”を押します。

　通知項目の中に“ロック画面に表示”という設定がありますので、表示したくない場合はオフにします。そのほかのアプリも同じ方法で変更しましょう。

　私は万が一、iPhoneを落としてしまったときに、知人の電話番号が知られてしまうので怖いので、予定と通知以外はすべてにオフにしています。

　個人情報がダダ漏れにならないためにも、通知設定は気を付けたいですね。

※iOS8.4で検証しました。

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