2015年02月16日17時50分

VAIO ZとZ Canvasどちらを買うべきか?タッチ&トライコーナーから最速インプレ

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 本日2月16日、VAIO株式会社として初めての新商品発表会が開かれ、フリップ機構を採用した2in1 Windows PC『VAIO Z』を発表。そして、“VAIO Prototype Tablet PC”という名称で公開されていたタブレット型のWindows PCが、『VAIO Z Canvas』として発売されることが正式に発表されました。

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VAIO株式会社代表取締役社長関取高行氏
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VAIO株式会社商品プロデューサー商品企画担当ダイレクター伊藤好文氏

 『VAIO Z』は本日すでに受注を開始しており、今月2月26日より順次出荷されます。一方、『VAIO Z Canvas』は5月発売予定。発売日に約2ヵ月の開きがあるため、致命的にこらえ性のないワタシとしてはまさにいま『VAIO Z』を注文しかけているわけですが、あえてどちらか1台だけを買うのであればどちらを買うべきか! ……という脳内シミュレーションをタッチアンドトライコーナーで実施してみました。

●VAIO Z

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『VAIO Z』

 VAIOの製品名に付く“Z”はフラッグシップの証であり、それにふさわしくCPUにはTDP28ワットのIris入りコアi『Core i7-5557U』(2コア/4スレッド、3.1GHZ、最大3.4GHz)が採用されています。それに最大16GBのメモリー、最大512GBのSSDを組み合わせられるのですから、パフォーマンス的には動画編集アプリケーションも快適に利用できるレベルです。

極小メインボードにたまげた!

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 発表会場の展示でとにかく驚かされたのがメインボードの小ささ。開発担当者によれば、部品間ギャップ、配線間長などについてインテルのガイドラインを守らず、ギリギリまで追い込んで設計したことで実現できたとのこと。高密度実装基板設計は、優れた熱冷却機構設計などを総称して、“Z ENGINE”と称されています。

上質なキーボードとタッチパッド

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高剛性ボディー

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 パフォーマンス以上に特筆しておきたいのが、キーボード、タッチパッドの上質な感触と、パームレストの端から持ち上げてもたわまない高剛性ボディーです。2in1の変形機構を備え、ハイパフォーマンスを実現しつつも、アルミニウムとカーボンを組み合わせた巧みな筐体設計により“Z”にふさわしい上質感・剛性感を実現しています。

重いですか?

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 タッチアンドトライコーナーでほかの記者から「ちょっと重い」という声を聞きました。“約1.34キロ”という数字だけを取り上げればたしかにイマドキの13インチノートPCとしては重く感じるかもしれませんが、フリップ機構を備え、タッチパネル液晶を搭載しているのに、13インチのMacBook Air(約1.35キロ)より軽いのです。個人的にはモバイルノートPCとしては十分軽量であり、もしまだ軽くする余地があるのなら、そこにはバッテリーのセルを設置してほしいですね。JEITA Ver2.0値で約15.2~15.5時間と十分な連続動作時間を実現していますが、ワタシ的には十分な軽さを達成しているのであれば、さらに連続動作時間を延長してくれたほうがウレシーです。

●VAIO Z Canvas

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『VAIO Z Canvas』

背面がシルバーカラーに

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 一方『VAIO Z Canvas』ですが、“VAIO Prototype Tablet PC”とは異なり、背面がシルバーカラーとなっておりビックリしました。“Canvas”という言葉とは裏腹に、本機種は『VAIO Z』よりハイエンドに位置するモデルで、CPUに『Iris Pro Graphics』を内蔵する標準電圧版のCore i7 Hプロセッサーを採用し、4K動画のRAWデータをリアルタイムで現像・再生できるパフォーマンスを備えています。

 とは言えタッチアンドトライコーナーでOSや各種アプリを触ったぐらいのレベルでは、『VAIO Z』と『VAIO Z Canvas』にパフォーマンスの差を感じるわけもございません。ただ、VAIO株式会社商品プロデューサー商品企画担当ダイレクター伊藤好文氏によれば、Photoshopのフィルター処理では標準的なウルトラブック比で『VAIO Z』が約2倍、『VAIO Z Canvas』が約3倍、LightroomのRAW現像では『VAIO Z』が約1.5倍、『VAIO Z Canvas』が約2倍の速度で処理を終了したとのこと。1分1秒を争い、写真の現像や、動画のエンコードを行なう現場では、『VAIO Z Canvas』を選ぶべきでしょう。

結論は……

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 というわけでタッチアンドトライコーナーで、『VAIO Z』と『VAIO Z Canvas』のどちらを買うべきか実機を触りながら検討いたしましたが、あくまでも個人的な用途からの結論なのですが、『VAIO Z』を選びました。というか、もう予約購入しました。

膝上に置きたいのです

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 ライターという仕事柄、移動時間が長いのですが、電車の中などで膝上で使いたいのですよね。となると必然的にクラムシェル型の『VAIO Z』がメインモバイルPCの筆頭に上がってくるのです。

 ……ひねりのない結論でスイマセン。ただこれは『VAIO Z』も動画エンコードを十分こなせるパフォーマンスがあるからこそ。今回は純粋に製品のパッケージングだけで購入するマシンを選べたわけです。

両方欲しいです!

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 あちらこちらに移動しつつ生産活動を行なうビジネスマンには『VAIO Z』、じっくり腰を落ち着けつつ創作活動を行なうクリエイターには『VAIO Z Canvas』という2モデル構成は、VAIO株式会社初めての発表会としては申し分ない布陣です。

 ただ生まれついてのモバイルオタクのワタシとしては、“U”の系譜を継ぐウルトラモバイルPCが登場したときにこそ、「オレたちのVAIOが帰ってきた!」と喝采を上げたいと思います!

■関連サイト
vaio.com

 

新製品のヒミツに迫れ!
VAIOファン向けイベント『VAIO meeting 2015』生中継

●2月16日 17時〜放送開始

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