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VAIO社初のオリジナルPC『VAIO Z』『VAIO Z Canvas』発表

2015年02月16日 15時03分更新

 VAIO株式会社は2月16日に都内で行われた新製品発表で、新型2in1 PC『VAIO Z』とクリエイター向けタブレットPC『VAIO Z Canvas』を発表しました。

VAIO Z
↑VAIO Z。

 VAIO Zは同社本社のある安曇野工場で製造した完全オリジナルモデル。重さ1.34キログラム、厚さ16.8ミリの筐体でTDP28ワットの第5世代Coreプロセッサーや高速なPCIe×4接続のSSDを搭載します。独自の“マルチフリップ”構造で、一般的なノートPCのような“クラムシェル型”と付属のデジタイザーペンで快適に使える“タブレット型”をカンタンに切り替えられます。

VAIO Z Canvas
↑VAIO Z Canvas。

 一方、VAIO Z CanvasはAdobe RGBカバー率95%のアスペクト比3対2の液晶ディスプレーを搭載したクリエイター・写真家向け。Zは本日より受注開始となり、Z Canvasは5月に発売予定。

VAIO
↑VAIO株式会社 本社の安曇野工場。

 VAIO株式会社は、ソニーのPC事業売却により2014年7月1日に設立。設立時点ではソニー時代のブラッシュアップモデルである『VAIO Pro 11/13』と『VAIO Fit15E』をラインアップしていました。

 すなわち、今回のVAIO ZとVAIO Z CanvasはVAIO社として初めてゼロから設計したモデルと言えます。VAIO ZのようなハイエンドCPUを採用した2in1 PCはWindows PCの中ではほとんど例はなく、停滞気味なPC市場に新たなるトレンドを生むことができるか、非常に注目されています。

●関連サイト
VAIO.com

●2月16日17時から新VAIO発表記念のニコ生を放映

 発表会の解説付き録画放映とユーザーイベント『VAIO meeting 2015』の様子を生中継。担当技術者による分解ショーや週アスのトークセッションも予定しておりますので、VAIOファンのみなさまや新モデルの購入を考えている方はぜひチェックしてください!

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