2014年12月30日13時00分

『Fx0』詳細レポート アプリを“つくる自由”とバンパーを”削る自由”

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 2014年12月25日から一部店舗で販売が開始された『Fx0』。3円(2015年からは2円)で運用可能であったり、Firefox OSということでいろいろと茨の道が続いてたりとGoodな端末だ。もちろん、サイバーパンク的でもあり、透け透け仕様であるボディも所有感を満たしまくってくれる。

『Fx0』詳細レポート
↑初回限定のクリアバックパネルを装備することで、よりかっこよくなる。なお、写真はバンパーを付けた状態。

 筆者も12月25日に、ついつい購入してしまったのだが、購入してまずやるのはコーディネイトだ。ジャケットを着けたり、保護フィルムを貼ったりとやることは多い。ただいまのところ、Fx0用のジャケットや保護フィルムは“au +1 collection”にしかなく、保護フィルムとバンパー、ボタンカバーの3点セットと、保護フィルム、クリアジャケットがあるだけだ。保護フィルムはブルーライトカット仕様になっており、ちょっとパネルの色が変化するため、筆者的にアウト。何故かというと、地味にFx0のパネルの発色がいいからだ(様々なデバイスに採用されるパネルを生産するLGエレクトロニクス製なので当然といえば、当然だが)クリアジャケットは購入時に問い合わせてみたところ、在庫ナシといわれたため、バンパーセットも購入した。

 初回限定としてクリアなバックパネルも用意されており、シボ加工が施されたデフォルトのバックパネルと置き換えると、より透け透けでウフフな端末になる。などとウフフしながら「この割り切りっぷりから生まれる使いにくさがたまらねぇ!」と偏ったインプレッションを得ていた。もちろん、自由に開発できるのでホームを改造するなどしてからが本番なのだが、原稿作成時点ではコミケがあるので、それは年越し以降の話だ。

 また、スマホの多くはマイクロSDカードを搭載することが可能で、もちろんFx0も同様に対応している。ただ透け透けなのでビジュアルも考えてマイクロSDカードを選ぶ必要があり、『サンディスク エクストリーム microSDHC UHS-I』を選んでいる。金色と赤色のおめでたい系カラーがFx0によく似合う。

『Fx0』詳細レポート
↑バンパーを装備した状態の正面。
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↑同じく背面。マイクロSDカードもしっかりと見えるため、黒色のマイクロSDカードはよろしくない。

 上記の偏ったインプレッションに加えて、もうひとつ。バンパーを装備するとダサかっこよくなる。ほどよくダサいのだ。そこにバンパー付属の保護フィルムを装備させようとおもったのだが、ベゼルが金色で“ただダサい”だけになってしまう。さらに、ボタンカバーもフォックスが隠れてしまうのでナシ。Fx0を購入した人の多くがバンパーだけ愛用していると思われる。

 このバンパーは、ほどよい無骨感が炸裂しており、男児ならではのハートをツンツンしてくれるのだが、問題がひとつある。マイクロUSB端子を接続するために開口部が設けられているのだが、そこに遊びがまったくなく、初回限定のクリアバックパネルを装備した場合、ほとんどのマイクロUSB端子が接続できなくなってしまう。最初は初期不良品かとおもったのだが、どうもデフォルトのバックパネル前提で設計されているようで、クリアバックパネルを装備すると、取り付けてからしばらくは少し斜めでマイクロUSB端子を差し込めるが、フツーに使っている間にバンパーが弯曲して、マイクロUSB端子を接続できなくなってしまう。ということで、リューターでバンパーを削ることにした。“つくる自由”があるのならば、“削る自由”もあるのだ。

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↑上が開封直後のバンパー。下がクリアバックパネルを装備した状態で1日使用しあとのバンパー。気持ち開口部のサイズが異なっている。
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↑本来は写真のようになるはずなのだが、クリアバックパネルの場合は接続できなくなる。
『Fx0』詳細レポート
↑削る自由もあるので、チューイーンチュイーンとリューターで削る。
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↑というわけでテキトーに削り終わったところ。
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↑問題なくマイクロUSB端子を接続できるようになった。

 プログラミングする必要なく、アプリを作成できる『Framin』。カジュアルに開発を楽しめるものだが、現時点では試作機にインストールされていたバージョンから変更はなく、できることは少ない。よって、同アプリの主だった機能については先の記事を参考にしてもらいたい。

 また、Framinで作成したアプリはロック画面にも適用できるため、何かしらの機能を搭載させることは可能となっているが、それも自由度は低く、センサー類の活用はできない状態だ。バッテリー残量がわかりにくいため、バッテリー残量に応じた通知機能を持たせるのが機能的な使い方だったりするのだが、このあたりは、Fx0をWebサーバ化するライブラリーを使用して光る部分になるだろうか。ギーク向けなのでこれくらいのさじ加減なのだとおもうが、ギークへの入口的なFraminをもっと強化してほしいところ。

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↑KDDIから提供されているロック画面には、ツイートを確認できるものもあるなど、遊び心があるものが多い。
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↑Framinの画面。アイコンをつくったり、パーツをつくったりだけでもけっこう楽しくはある。それはそれとして、クラウドサービスの大半は画面が表示されないか、参照のみが多い。今のところ『Box』くらいだ。
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↑バッテリー残量に応じての通知機能をロック画面に用意するのはけっこう便利。バッテリー残量を表示してくれたら、それはそれで完了なのだが。

 ところで地味にカメラの性能がよく、とても素直な写りをする。かなりiPhoneに近く、カメラに特化した状態にするホームやロック画面はアリではないだろうか。

『Fx0』詳細レポート
↑ご飯写真はとくに補正不要なくらい。ホワイトバランスの取得はiOS的だが、真っ白いものが多い環境(たとえば、au SHINJUKUのような場所)は苦手。
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↑こういった状況でも手ぶれは生じにくい。電子式の手ぶれ補正のようだ。
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↑ISO感度は設定でみると、最大800。これくらいの夜カットなら問題ナシ。
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↑地味にインカメラが優秀。激しく解像しないあたりが使いやすくていい。

 すでに述べたように“割り切りすぎててスマホとしては使いにくく、見た目はダサかっこいい”というなんともなインプレッションだが、アプリを開発したり、Farminの限界に挑戦してみたりといった目的にはとてもいいおもちゃだといえる。初期のiOSやAndroid気分も思い出せるのもいい。もちろん、稀少端末としての“保護”目的にもオススメだ。ウワサの“Surface mini”を正座待機していた筆者には、ナイスなクリスマスプレゼントになった。

●関連サイト
au Firefox OS Portal Site

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