2014年03月03日14時30分

第3のOSに殴り込み?元ノキアのJollaスマホをいじってみた:MWC2014

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 MWC2014ではFirefoxやTizenなどいわゆる“第3のOS”の動きが活発化していましたが、実は知られざるスマートフォン向けOSがまだあるのです。それはフィンランドのJolla(ヨラ)が開発した“Sailfish OS”。

元ノキアの開発メンバーが立ち上げたJolla(ヨラ)

Jollaスマホ

 Jollaは元ノキアでMeeGo OS搭載のN9の開発に携わったメンバーなどがスピンアウトして2012年7月に立ち上げたベンチャー。
 MeeGo OSは元々インテルのMobilinとノキアのMaemoを統合したOSで、2010年のMWC2010で両社から華々しく発表されたものの結局製品化された製品はノキアN9の1機種にとどまりました。その後ノキアはWindowsPhoneへの道へと走り、MeeGoの開発は終了。
 ですが、その開発チームが独立してJollaを立ち上げたわけです。

見た目は普通のスマートフォン

Jollaスマホ

 Jollaのスマートフォンには独自のSailfish OSが搭載。主なスペックは4.5インチQHDディスプレー、1.4GHz CPU、RAM 1GB、ROM 16GB、800万画素カメラなど。通信方式はLTE/W-CDMA/GSM対応。アイコンが並ぶ画面はほかOSのスマートフォンと似ています。

北欧らしい色づかい

Jollaスマホ

 本体サイズは68(W)×9.9(D)×131(H)ミリ、重量は141グラム。ライトグリーンの電池カバーが北欧らしさを出しています。

側面デザインは2枚重ねのよう

Jollaスマホ

 側面からJollaスマートフォンを見ると、ディスプレーと本体が別々のパーツで張り合わされたようなデザインになっています。

ハードボタン無し、画面スワイプで動作

Jollaスマホ

 Sailfish OSの特徴はハードボタンを不要とするところ。MeeGo OS同様に、画面をスワイプするとメニューやタスク画面を呼び出すことができます。アイコン画面の上から画面を下にスワイプすると、現在起動中のアプリが小さいウィンドウで表示されます。

タスク画面内でもアプリは動く

Jollaスマホ

 それぞれの四角いウィンドウは起動中のタスクの一覧となりますが、このウィンドウの中でもアプリは動いているので、電話帳アプリを全画面表示しなくても、ミニ画面内で指先でスワイプして検索する、といったこともできるのです。

背面のカバーに秘密アリ

Jollaスマホ

 背面の電池カバーは“Other Half”と呼ばれます。2枚重ねのような本体構造の、まさに“もう片方の半分”という意味。
 このカバーは企業などが自社の広告を表にいれたりできるだけではなく、本体に装着するとテーマを変えたり特定のアプリを起動したり、ということもできるそうです。

ワイヤレス充電もこっそり対応

Jollaスマホ

 なお会場にはデモとしてQi充電対応のカバーの試作品が置かれていました。これはJollaユーザーの間では結構有名な改造のようで、ネット上には様々な情報がアップされています。

Androidアプリも動くらしい

Jollaスマホ

 Sailfish OSはAndroidアプリが動作するという特徴もあります。GooglePlayは非搭載ですが、“Store”と呼ばれるアプリを搭載。ロシアの検索ポータル、Yandexと提携して同社が提供するAndroidアプリをインストールして利用できるとのこと。
 なお日本語は標準では入っていませんが、あとから入れることも可能なようです。ただし、入力などはまだまだベータと言える状況のよう。

 Jollaスマートフォンは2013年11月に初代となる本製品が発売されたばかり。ヨーロッパで399ユーロ(約5万6000円ほど)で発売中のほか、今後香港などアジアでも販売予定とのことです。

●関連サイト
MWC
Jolla

MWC2014まとめ

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