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iPhone5にガラスフィルムを貼って裸のまま全方向ガードする

2013年06月26日 14時00分更新

 最近のスマホは画面に『ゴリラガラス』を採用しており、傷が付きにくく、もはや保護フィルムを貼る必要などないという声も耳にします。フィルムには飛散を防止したり、指の滑りをなめらかにしたり、覗き見を防いだりといった付加価値もありますが、トレンドは、ガラスフィルム……すなわち、より硬いガラスをもう一枚貼って保護するという方向へ行っております。実際、量販店の保護フィルムコーナーも、ガラスタイプのモノが増えてきましたね。

 ただ、このガラスタイプのものは結構貼るのが難しい。かつて完璧な保護フィルムの貼り方としてご紹介しましたコチラの方法が通用しないのですね。これは、ゴミの混入を気にせず貼り、あとから部分的にフィルムを持ち上げ、ペタペタとテープでゴミを除去するという方法でしたが、ガラスタイプの場合は、硬いのでめくれない。めくろうとすると、割れます。吸着にも糊が使われているので、うまく剥がせたところで、一度付いてしまったゴミは簡単に除去できないのです。

ガラスフィルムは割れやすい
Glass
↑貼ってしまえば割れる心配はないのですが、混入したゴミを除去しようとしてめくると、意外とカンタンにパリンといってしまいます。

 ガラスフィルムをうまく貼る方法としては、基本に戻って、ホコリのない場所(湯気の立ちこめる風呂場など)で息を止めて作業するしかなさそうです。しかし、技術の進歩というのはめざましいもの。エレコムから新しくリリースされたコチラの商品は、これまでの手法が使えそうです。

通常のフィルムとガラスのいいどこ取り
Glass
↑エレコムの高硬度ガラスコートフィルム『PS-A12FLGL』は、ゴリラガラスではありませんが、ガラスと似たコーティングが施されており、6Hと通常のフィルムの約3倍の硬度。それでいて糊ではなくシリコン吸着なので、張り直しが容易です。
位置だけ合わればオーケー
Glass
↑位置だけ慎重に合わせればあとはどーにかなります。ホームボタンや、スピーカー部分をガイドに、左右・上下ど真ん中になるように置きましょう。
気泡は気にしない
Glass
↑非常にエアー抜けがいいので、あとからいくらでも追い出せます。先にホコリの混入がないか隅々チェックしましょう。太陽光の下だと発見しやすいです。
端をめくって裏からゴミを除去
Glass
↑よくあるガラスタイプのフィルムと異なり、テープをくっつけて端を持ち上げることができます。ただ、通常のフィルムほどの耐性はないので、あまりめくらないようにしましょう(めくりすぎるとヒビが入ります)。あとは、丸めたテープなどでゴミを取り除いて貼り直すだけ。
キレイに拭いて完成
Glass
↑ガラスの透明度、ツヤッツヤでございますな。手触りもガラスそのもの。iPhone5の高級感を損ないません。

 というわけで、従来の方法で完璧なまでにキレイに貼ることができました。ほかのガラスフィルムでは通用しませんので、ご注意くださいね。

 ただ、iPhone5(とくにブラック)で最も傷が気になるのは、むしろ側面です。ケースに入れればいいのですが、裸のデザインを尊重したく、側面をガードするフィルムを探してみました。いくつかありましたが、SoftBankセレクションの新ラインアップからひとつ。

全面タイプの保護フィルム
Glass
↑SoftBankセレクションの衝撃吸収フィルム。
側面フィルムは予備もある
Glass
↑前面、背面のみならず、側面の保護フィルムも付いております。側面は2セットあり、張り直しが利きます。

側面フィルムを貼ってみた

Glass
Glass

 穴に合わせて貼っていきます。吸着力が強く張り直しは難しいですが、まぁ予備もございますので……。

表面のテープを剥がす
Glass
↑つやアリな感じになります。まぁ、コレで側面がカンペキに守られたかというと、気休めな感じは否めませんケド……。今回、前面は先のエレコム製のを貼ったので、コチラのは不要ということになります。
裸に近い全方向保護iPhone5完成
Glass
↑ケースに入れたくないけど傷が付きそうでやっぱり不安という方は、こげな方法もどうでしょ? とくにブラックの側面の色剥げはホント、目立ちますからねー。あー5Sはもう少しタフな塗装にしてほしいわぁ……。

 いじょ。まぁ、しばらくコレで行ってみようと思います。さらにいいものを見つけましたら、またご紹介させていただきますわ。それにしてもiPhone5買ってから、ずっと「どう保護するか」が課題のワタクシって……。

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