最大96GBまでVRAMに割り当て可能
Surface Laptop Ultraの基本性能を検証、RTX Sparkの3D描画性能はRTX 5060と5050の間ぐらい
2026年10月15日 21時00分更新
定番ベンチマークで基本性能をチェックする
本稿では時間の関係上「CINEBENCH 2026」および「3DMark」の2本でノートPCとしての基本性能をチェックする。基礎知識として、RTX SparkはArmベースのCPUであるため、Armネイティブなアプリを使うことで性能をフルに発揮できる。Armネイティブ版がない場合はPrismを使用したエミュレーションになる。
CINEBENCH 2026:Armネイティブ版のスコアーは、Multiple Threadsが6616pts、Single Threadが525pts。Ryzen 9 7950X3D(16コア/32スレッド)搭載PCで動かしたところ、Multiple Threadsが7800pts、Single Threadが460pts前後だった。ノートPC用の20コアCPUという点を勘案しても、悪くない性能である
3DMark:Steel Nomad(Arm)のスコアー。Ryzen 7 9800X3DベースのPCだとRTX 5050(2300スコアー程度)とRTX 5060(3100スコアー程度)の間に着地する性能といえる
3DMark:Fire Strikeのスコアー。このテストはエミュレーション実行であるため、Speed WayなどのArmネイティブなテストに比べると評価がかなり低くなる。このスコアーだとRTX 3060 12GB相当だろうか
まとめ:CUDA+Windows+96GBのVRAMに魅力を見いだせるか?
CINEBENCHや3DMarkのスコアーだけで判断すれば、100万円超えのノートPCとしては実に微妙な性能である。だが、RTX Sparkの本懐はVRAMを多量に必要とするAIをノートPC上で(ローカルで)動かせることにある。
RTX Sparkがリーチする領域はすでにRyzen AI Max+搭載ノートPCやM5 Ultraなどを搭載したMacBook Proが先行している領域でもある。しかし、それらではCUDAが利用できない。AIパワーで移植するという手も現実味を帯びてきたが、ほぼそのまま利用できる快適さはRTX Sparkの強みだ(Arm版バイナリが必要なこともあるが、それはさておき)。
というわけで、次回はそんなローカルAIおよびクリエイティブ系アプリで本格的な検証を行う予定だ。お楽しみに!
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