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【潜入】飛行機ってこうやって作るの!? 「ボーイング737 MAX」工場、ANAはリベット1本までチェック!

2026年10月14日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス/ASCII

アメリカの「ボーイング 737 MAX」工場に潜入!(写真提供:ANA)

 旅行や出張で何気なく乗っている飛行機。あの巨大な機体がどのように組み立てられ、どのようなプロセスを経て空へと送り出されているのか、実際の製造現場を目にする機会は滅多にありません。

 今回取材に訪れたのは、米国シアトル近郊にあるボーイングのレントン(Renton)工場。約1万人のスタッフが24時間体制で稼働しており、ここでは約200万点もの部品が組み上げられ、世界中で活躍する「ボーイング 737 MAX」が少しずつ飛行機の姿になっていきます。

 さらに驚いたのが、完成した飛行機を航空会社がそのまま受け取るわけではないこと。ANAでは検査員が約3カ月にわたって現地に駐在し、リベット1本から機内のわずかな突起までチェックします。巨大な飛行機が空を飛ぶまでに何が行われているのか、シアトル現地の様子をレポートします。

アメリカ・ワシントン州シアトル近郊にあるボーイングのレントン工場外観

工場はレントン空港が隣接しており、ここから組み立てられた機体がテストフライトに飛び立ちます

●工場に緑色の飛行機がズラリ! この色の正体は?

 レントン工場の広い建屋に入ってまず驚くのが、ずらりと並んだ色鮮やかなエメラルドグリーンの機体です。「あれ、飛行機の塗料ってこんな色だったっけ?」と思ってしまいますが、実はこれ、ペンキではなく保護用の緑色フィルムなんです。

屋外のトレーラー上に並べられた、緑色の保護フィルムに包まれたボーイング 737 MAXの胴体

 「ボーイング 737 MAX」の胴体は、カンザス州にあるサプライヤーから鉄道で長旅をして運ばれてきます。その輸送中や工場内での組み立て中に傷がついたり錆びたりするのを防ぐため、全身にぴったりと保護シートが貼られているんです。この緑のシートは組み立ての最終日まで機体を守り続け、工場を出たあとの塗装ハンガーで初めて綺麗に剥がされます。

鉄道で長旅をして運ばれてきた「ボーイング 737 MAX」の胴体

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