旅の達人が伝える! スマートトラベラーへの道
第165回
【潜入】飛行機ってこうやって作るの!? 「ボーイング737 MAX」工場、ANAはリベット1本までチェック!
2026年10月14日 07時30分更新
旅行や出張で何気なく乗っている飛行機。あの巨大な機体がどのように組み立てられ、どのようなプロセスを経て空へと送り出されているのか、実際の製造現場を目にする機会は滅多にありません。
今回取材に訪れたのは、米国シアトル近郊にあるボーイングのレントン(Renton)工場。約1万人のスタッフが24時間体制で稼働しており、ここでは約200万点もの部品が組み上げられ、世界中で活躍する「ボーイング 737 MAX」が少しずつ飛行機の姿になっていきます。
さらに驚いたのが、完成した飛行機を航空会社がそのまま受け取るわけではないこと。ANAでは検査員が約3カ月にわたって現地に駐在し、リベット1本から機内のわずかな突起までチェックします。巨大な飛行機が空を飛ぶまでに何が行われているのか、シアトル現地の様子をレポートします。
●工場に緑色の飛行機がズラリ! この色の正体は?
レントン工場の広い建屋に入ってまず驚くのが、ずらりと並んだ色鮮やかなエメラルドグリーンの機体です。「あれ、飛行機の塗料ってこんな色だったっけ?」と思ってしまいますが、実はこれ、ペンキではなく保護用の緑色フィルムなんです。
「ボーイング 737 MAX」の胴体は、カンザス州にあるサプライヤーから鉄道で長旅をして運ばれてきます。その輸送中や工場内での組み立て中に傷がついたり錆びたりするのを防ぐため、全身にぴったりと保護シートが貼られているんです。この緑のシートは組み立ての最終日まで機体を守り続け、工場を出たあとの塗装ハンガーで初めて綺麗に剥がされます。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります





