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エントリー機種こそいい音で!! マランツのこだわりが詰まった新製品「CD 70」と「MODEL 70」発売

2026年07月27日 13時00分更新

MODEL 70(左)とCD 70(右)

手の届く価格と現代的な機能を兼ね備えたHi-Fiエントリー機種

 マランツは7月16日、薄型の新筐体を採用したCDプレーヤー「CD 70」とHDMI ARCやBluetooth送受信に対応したプリメインアンプ「MODEL 70」を発表した。価格はそれぞれ11万円と14万3000円。8月28日に発売する。カラーはシルバーゴールドのみの展開。

 「SACD 10」や「MODEL 10」などにも通じる、新世代モダンデザインを採用したエントリーモデル。位置づけとしては「CD6007」「PM6007」の上位で、当面は併売となる。「機能を削って本質を磨く」ことをコンセプトにしており、単品の高級コンポを最初に手に入れる人がターゲット、良い音を維持しながらライフスタイルに合った機能の充実を図った製品だ。

マランツのHi-Fi向けコンポのラインアップ

製品の開発にはD&Mホールディングスの若手スタッフが参画している。CD 70担当の兪 承辰(ユ・スンジン)さん(左)と、MODEL 70担当の中野 綾さん(右)。

シンプルだがしっかりとしたつくりの「CD 70」

 CD 70は新世代DACを採用したプレーヤー。RCAアナログ出力、同軸/光デジタル出力などを備えたシンプルな構成だが、高音質パーツ、コンデンサーなどを厳選。ゲイン切り替え付きのヘッドホン回路やUSBメモリーに保存したハイレゾファイルの再生機能なども持つ。

CD 70

上部から見ると、中央のディスプレー部分が前に出っ張っているのが印象的。物理操作用のボタン、つまみも備える。CD 70。CDの筐体としては初めてとのこと。銅メッキしたビスを使用するなど、細部もこだわった作りだ。

 D/AコンバーターにはESS Technologyの「ES9020Q」を採用している。ES9020Qは電流出力型の32bit対応DACチップのため、I/V変換回路(電流を電圧に変換する回路)が必要となるが、その回路構成や部品選定を変えることで理想的な音に近づく「独自のサウンドチューニング」ができる点もポイントとなる。

DACの周辺に置かれたI/V変換回路には新規コンデンサーやMELF抵抗、薄膜抵抗などを用いている。

 内部構成は電源基板、デジタル基板(サーボやDSP、マイコンを装備)、DAC/オーディオ基板(アンプ回路)、ヘッドホン基板がそれぞれ独立している。大きくゆとりのある基板を用い、規模が大きな回路を採用したのもこだわりだ。

中央にドライブとデジタル基板、左に電源、右にアナログ基板を備えている。

 オーディオ基板の回路はHDAM、HDAM-SA2回路を採用したフルディスクリート構成で、オペアンプなどを使用していない。パーツの選定にもこだわっている。クロックは超低位相ノイズの水晶発振器を3系統装備。CD専用の16.9344MHz(44.1kHz)に加え、USB入力用に22MHz(44.1kHz系)、24MHz(48kHz系)の2系統が独立している。

 電源もカスタム品になっているほか、アナログオーディオ回路、デジタル回路、モーター電源、ディスプレー電源、スタンバイ電源などの整流/平滑/レギュレーター回路をそれぞれ独立させて相互干渉を防いでいる。

ディスクリート構成で組んだアナログ基板、左右対称のレイアウトだ。

実際の基板

高音質化の試み(デジタル回路)

高音質化の試み(電源回路)

 ヘッドホンアンプもディスクリート構成ではないが、高音質オペアンプやバッファーを入れ、高音質化を図った。3段階のゲイン調整もできる。端子は6.3mmだ。

ヘッドホンアンプの説明スライド

 USBメモリー経由でハイレゾ音源(PCM最大192kHz/DSD最大5.6MHz対応)やCD-Rに焼いたMP3やWMAファイルの再生が可能なほか、L/RのRCA端子の間隔をあけ、太い高級ケーブルもつなぎやすくしている。WAV、FLAC、ALAC、DSF、DFFなどの形式で記録したハイレゾ音源ファイルに対応している。

 本体サイズは幅442×奥行き351×高さ109mmで、重量は6.5kg。

RCA出力端子の間隔を広くとって、ケーブルの干渉が起きにくくしている。

USBメモリーに保存したファイル、CD-R/RWに記録したファイルの対応形式

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