●電界と磁界は変化の検出がメインか
測り方は、測りたい場所に先端を向けるだけと簡単。ですが値が安定せず、手を本体に近づけたり、軽く触れたりするだけでも結構数値が変動します。
ただし、手で持ったまま、もしくは置いたまま離れていればそこまで変動しません。ですので今回は、置いて測れるものは置いたまま、手で持って測る場合は数値がそれなりに安定した時の数値を見ることにしました。
まずは純粋に磁界が測れるかなと磁石を計測します。本体に近づけたり遠ざけたりすると数値が変化することを確認。ですが、磁石を置いたままにすると値はゼロになってしまいます。
具体的には、磁石を本体上端近くで素早く動かすと、測定限界の99.99μTまで上がりますが、磁石を本体の上に置いて動かさないようにすると、0.00μTになりました。
どうも、磁界は変化しかとらえることができないようです。モーターやコイル、リレーなんかが入っている部分を突き止めるとかには使えそうですが、強さそのものの比較は難しそうです。なお、磁石を動かすと電界の値も跳ね上がり、止めると下がることも確認できました。磁界の変化は、電界の値にも影響しますね。
面白かったのは、分電盤の漏電遮断器付近と、過電流警報装置付近で挙動が大きく違ったこと。漏電遮断器付近は電界はそこまで強くないですが、磁界がかなり強く出ていました。これに対して過電流警報装置は、磁界がほぼゼロ。そのかわりなのか、電界がかなり強くなっていました。
このほか、エアコンやUSB充電器、コンセント、テレビ、冷蔵庫、Wi-Fiルーターなどを測りましたが、どれも磁界はほぼなく、電界ばかりとなっていました。
磁界が強かったのは、電子レンジ。600Wで動作中、扉に近づけて測ってみたところ、3μTを超える高い値となっていました。もちろん、電界も高いですけどね。
30cmほど離れていても1μT前後が検出されますから、さすが電子レンジといったところ。値は高いですが、停止直後に止まります。なかなか面白い結果でした。
●細かな数値を測るというより強弱を見つけるためのもの
放射線もそうですが、電界も磁界も刻一刻と強度が変化するもの。そのため、正確な値を読み取るというより、特定の場所や対象からの放出が強いのか、弱いのかといったものを調べるのに向いていると感じました。
強い放出があるとわかれば、その場所に長く留まらないとか、対象を長時間身に着けない、といった対処ができるようになります。知らないうちに健康被害を受けていた……なんてことを未然に防げるというのが、一番のメリットでしょう。
普段見えないものが数値化できるというのは結構面白いので、気になる人はGC-03を使ってみると楽しめると思います。
なお、自己責任となりますが、「Rad Pro」というカスタムファームウェアがあり、これを使えばより高感度なガイガーカウンターとして改造することができます。電界や磁界は測れなくなりますし、最悪、壊れてしまう可能性もありますが、気になる人はチェックしてみるといいでしょう。
●お気に入りポイント●
・放射線、電界、磁界の3つの値が1台で測れる
・アラーム機能で危険値がスグにわかる
・カスタムファームウェアで遊べる(自己責任)
■Amazon.co.jpで購入
■Amazon.co.jpで購入
■Amazon.co.jpで購入
■Amazon.co.jpで購入
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります








