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触って納得、量子ドットパネルによる驚きの発色と滑らかさ! 仕事もゲームも快適な新世代ゲーミングディスプレーの注目株「M27Q2 QD」

2026年04月23日 10時00分更新

マウスで操作できるOSD、画面に浮かぶダッシュボード

 本機はPCからディスプレーの設定を操作できる「OSD Sidekick」アプリに対応する。通常、ディスプレーの設定変更はベゼル側のボタンを操作してOSDメニューを開く必要があるが、OSD SidekickはGIGABYTE CONTROL CENTERからPC画面上でマウスを使って操作が可能となる。

 明るさ・コントラスト・シャープネス・色の鮮やかさ・オーバードライブといった項目をスライダーで手軽に調整でき、FreeSyncのオン/オフも切り替えられる。仕事中のカラーモードとゲーム用プリセットを素早く行き来したいユーザーには、地味ながら実用的な機能だ。

OSD Sidekickは、Windows上からマウスでディスプレー設定を変更できるツール。ショートカットキーへの機能割り当ても自由自在だ

 「ダッシュボード」機能では、CPU温度・CPU使用率・GPU温度・GPU周波数・ファン速度といったシステム情報をゲーム画面にオーバーレイ表示できる。専用アプリを別途起動せずにパフォーマンスをリアルタイムで把握できるため、自作PCユーザーや高負荷なゲームプレイ中の動作確認をしたいゲーマーには実用的な選択肢だ。

 なお、ダッシュボードを利用するには映像ケーブルとは別に、本機に付属のUSBアップストリームケーブルでPCとディスプレーを接続する必要がある点は覚えておきたい。

CPU/GPUの温度や使用率を画面にオーバーレイ表示。ゲームの負荷状況をリアルタイムで監視できる。接続したデスクトップPCやノートPCに搭載されるハードウェア構成やセンサーによっては、サポートされない項目があることもある

ゲーマーなら後悔しない、仕事兼用ならなおさら

 M27Q2 QDは、量子ドット技術によって従来のゲーミングディスプレーが抱えていた「速いか、美しいか」という二択を乗り越えた製品だ。前モデルのM27Q・M27Q Pがゲーミング性能の基礎を築き、今回の量子ドット採用がその上に「色の説得力」を加えた。

 昼はデザインや写真・動画編集、夜はFPSゲーマーという二面性を持つユーザーはもちろん、KVMスイッチとUSB-C給電でデスク周りの配線を極限まで減らしたいミニマリストにも刺さる存在だ。

 テュフ・ラインランド社認定のフリッカーフリーとブルーライト低減機能を備えており、長時間の業務から深夜のゲームセッションまで目への配慮が一貫している点も、30代以降のユーザーには安心感につながる。

 なお、購入前に1点だけ確認しておきたいことがある。200Hz駆動に加え、オーバークロック時は最大210Hzにも対応しているが、DisplayPort 1.4接続とOSD側での設定有効化が必須だ。HDMI 2.0接続では帯域の都合上リフレッシュレートが制限されるため、導入前にPC側の出力仕様も確認しておこう。

 また、HDR表現においてはVESA DisplayHDR 400という認証レベルであるため、より深いコントラストや局所調光を期待するユーザーは上位規格のモデルと比較した上で判断するのがおすすめだ。

 それらを踏まえてなお、これだけの機能と性能が4万円台に収まっているという事実は、大きなポテンシャルだ。コスパの良い高品質なディスプレーを探しているユーザーにとっては、有力な候補になるだろう。

   

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