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触って納得、量子ドットパネルによる驚きの発色と滑らかさ! 仕事もゲームも快適な新世代ゲーミングディスプレーの注目株「M27Q2 QD」

2026年04月23日 10時00分更新

 ゲーミングディスプレーを選ぶとき、長らくユーザーを悩ませてきたのが、「応答の速さ」と「発色の良さ」のどちらを優先するかという問題。高リフレッシュレートのFPS向けモデルは映像の速さを実現するためにパネルの色再現性を犠牲にしがちで、逆に写真や動画の色が美しく見えるモデルはゲームで求められるような俊敏な応答速度に欠けることが多い。

 日中はデザイン作業や写真の確認をこなし、退勤後はFPSゲームで気分転換する。そういった使い方を想定したとき、1台のディスプレーでどちらにも妥協しないという選択肢はこれまで限られていた。

 そこで注目したいのが、GIGABYTEのゲーミングブランドAORUSから登場した「M27Q2 QD」だ。このディスプレーは、量子ドット(Quantum Dot)技術とSuperSpeed IPS(SS IPS)パネルの組み合わせにより、この矛盾する課題を正面から解決しようとしている。

 4万円台でDCI-P3 99%の広色域とオーバークロック時210Hzの高リフレッシュレートを両立した本機は、「仕事でも遊びでも使えるディスプレー」を求めるユーザーに強い魅力を持つ1台だ。

前モデルとどれだけ違うかスペックでチェック

 M27Qシリーズは、WQHD・27インチのゲーミングディスプレーとして着実に実績を積み上げてきた。

 2021年に登場した初代M27Qは標準的なIPSパネルにDCI-P3 92%の色域を備えオーバークロック時170Hzというスペックで多くのゲーマーから支持を集め、続くM27Q Pは広色域パネルとRGBサブピクセル配列の採用でテキスト表示の鮮明さを改善したモデルとして評価を受けた。

 今回のM27Q2 QDでは、パネルの構造そのものを刷新。SuperSpeed IPS技術に量子ドット層を組み合わせることでDCI-P3カバレッジを99%まで引き上げており、リフレッシュレートも標準200Hz・オーバークロック時210Hzへと向上している。

量子ドットとSS IPSの融合。27インチWQHDという「最も使い勝手の良い」パッケージに仕上がっている

 実際にこれまでのシリーズとの違いは次のとおりだ。

M27Qシリーズの比較表
項目 M27Q M27Q P M27Q2 QD(本機)
パネル SuperSpeed IPS SuperSpeed IPS SuperSpeed IPS+量子ドット
サブピクセル配列 BGR RGB RGB
解像度 WQHD(2560×1440) WQHD(2560×1440) WQHD(2560×1440)
リフレッシュレート 170Hz 165Hz
(オーバークロック時170Hz)
200Hz
(オーバークロック時210Hz)
応答速度 0.5ms(MPRT) 1ms(GTG) 1ms(GTG)
色域
(DCI-P3)
92% 98% 99%
HDR VESA DisplayHDR 400 VESA DisplayHDR 400 VESA DisplayHDR 400
KVMスイッチ
USB-C給電 ○(最大10W) ○(最大18W) ○(最大18W)
量子ドット

 なお、初代M27Qの応答速度は0.5ms(MPRT)、M27Q PおよびM27Q2 QDは1ms(GTG)表記で、測定基準は異なる。そのため、単純比較ではなく、実際には高リフレッシュレート化や広色域化、表示品質の改善を含めた総合的な進化として捉えるのが適切だ。

白色モデルの「M27Q2 QD ICE」もラインナップ。実売価格は4万6800円前後。黒色モデルの「M27Q2 QD」はGIGABYTEストアでの独占販売となるが、白色モデルの「M27Q2 QD ICE」はAmazonでも購入できる

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