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タクシーアプリ「GO」、日本型ライドシェア配車に対応へ

2024年04月01日 18時15分更新

 GOは4月1日、同社が展開するタクシーアプリ「GO」にて、タクシー事業者が事業主体となり行う自家用車活用事業、いわゆる日本型ライドシェアで運行する車両へのマッチングを、4月中に開始することを発表した。東京都、神奈川県、愛知県、京都府の一部エリアで対応予定。

 4月からの運行が見込まれている日本型ライドシェアは、安全・安心を確保する観点から事故防止対策のノウハウを有するタクシー事業者が一般ドライバーの教育および運行管理や自家用車の車両整備管理を行うとともに運送責任を負うこと、またタクシーが不足しやすい地域、時期、時間帯に限り、運行が認められることなどが大きな特長となっている。

 GOでは、今回の対応により、利用者にとってはタクシー利用の繁忙時間帯において呼べる車両数の増加が見込まれ、タクシー事業者の管理のもと安全・安心が確保された上で、より早く乗れることが期待できるとしている。

タクシーが呼びにくい曜日・時間帯のみでマッチング

 本サービスにおいて、利用者は日本型ライドシェア車両が稼働している地域・時間帯にGOアプリから乗車地および降車地を指定の上、支払方法としてキャッシュレス決済「GO Pay」を選択して車両を呼ぶと、日本型ライドシェア車両も対象となり、マッチングした場合には運賃が予め確定した状態で呼べる。なお、希望に合わせてタクシーに限定して車両を呼ぶことも可能だ。

安全・安心な乗車体験のためのアプリ機能

 また、タクシー事業者によるドライバー教育、運行管理および車両整備管理に加えて、利用者の安全・安心な移動サービスを実現するためのアプリ機能を提供。日本型ライドシェア車両への手配確定後、当該車両のライドシェアドライバーに対するこれまでの利用者による評価が表示され、乗車前に確認できる。

 さらに、到着通知画面には乗り間違い防止のために車種・車の色・ナンバープレートが表示される。乗車中には、警察およびタクシー営業所への通報機能を提供。乗車後には、タクシー同様にライドシェアドライバーに対する乗車後評価を付けられる画面が表示される。ライドシェアドライバーが運行に用いるドライバーアプリにも、利用者に対する5段階評価を付けられる機能を試験的に実装し、利用者およびライドシェアドライバー双方にとってより安全・安心なサービス提供のための機能改善に活かされる。

日本型ライドシェア対応予定の地域、時間帯およびタクシー事業者

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