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ファミコンを性能アップ!? RGB化&スプライトを強化できる改造基板が近く発売!

2024年01月13日 10時00分更新

 ファミコンのPPUを置き換えてRGB化と性能強化ができる「RGB2C02N」が家電のケンちゃんに近く入荷予定。技術系サークル「BAKUTEN工房」による同人ハードウェアで、入荷次第1万7980円で販売される。

RGB2C02N
RGB2C02N

ファミコンに基板を取り付けた実装イメージ。RGB出力化に加え、性能強化も可能な改造基板だ

 ファミコン実機のPPU(RP2C02)を置き換えることで、ファミコンをRGB化できる改造基板。さらに特徴的な機能として、マップ上のオブジェクト表示などに使われるスプライトを強化する「SPEXモード」を搭載している点が挙げられる。通常ファミコンにおけるスプライトの横並びは8個までのところ、15個まで増強できる。

 ドラクエIIIで5人以上キャラクターが並んだ際に、画面がチラついて見えたことを覚えている人がいるかもしれない。これはスプライト制限を超えたことから、優先表示するスプライトをフレームごとに切り替えていたためで、SPEXモードを有効化することでこの現象を回避できる。

RGB2C02N
RGB2C02N

ショップでは発売に先がけてツインファミコンを使用したデモを実施。SPEXモードの切り替えやカラーパレットモードなどを試せる

 なお、改造により映像出力はRGB出力(15kHz/31kHz)のみになるほか、「すべてのカートリッジが動く保証はない」(サークル)点に注意。製品にはAV仕様ファミコン(NEWファミコン)とツインファミコンに取り付けやすくする専用取付基板が付属するが、赤白ファミコン向けの専用取付基板は追って頒布予定とされている。

 

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【取材協力】

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