コストを抑えながらカッコいいハイスペックマシンを組む！
パソコン工房 秋葉原本店の猪狩さんが考えてくれたレシピのコンセプトは、いま旬のCore i7-14700KとGeForce RTX 4070 Tiを搭載しながら、“なるべく安くてカッコいいPC”を組むというものだ。
フロントと左サイドパネルの間にある支柱をなくすことで、PC内部をより美しく見せる最近流行りのピラーレスPCケースや、多くのRGB LEDファン。そうしたデザインコンセプトは、【組みたい自作PC構成まるわかり!!】で紹介したドスパラ秋葉原本店 中村さん提案のレシピに通じるものがありながらも、価格はOS込みで10万円近く抑えた36万円台になっている。
“なるべく安く”ということで、猪狩さんはPCケースに。1万6000円前後の手ごろな価格ながら、6基のRGB LEDファンを標準装備したCPS（PcCooler）ブランドのピラーレスPCケース「C3T500-ARGB」を組み合わせた。
さらにRGB LEDラジエーターファンと、ウォータブロックにLEDギミックを備えるうえ、十分な冷却性能を備える高コスパ簡易水冷CPUクーラーのDeepCool「LE720」を組み合わせるなど、価格を抑えながらカッコいい見た目と、高いスペックを備えた1台となっている。
そのほかWQHDゲーミングをターゲットにしたGeForce RTX 4070 Tiビデオカードで、LED内蔵トリプルファンVGAクーラーを採用した玄人志向「GG-RTX4070Ti-E12GB/EX/TP2」に、定番NVMe SSDのひとつのSamsung「980 PRO 1TB」、DDR5-5200 32GBメモリーなどを組み合わせている。
パソコン工房 秋葉原本店は猪狩さんをはじめ、古株スタッフぞろいで頼りになる
「Z790 Nova WIFI」の発売当初から、スペックの割に価格が抑えられていると、推していた猪狩さん
コスパ抜群のピラーレスPCケースのCPS（PcCooler）「C3T500-ARGB」。LEDが映えるブラックモデルを組み合わせだ
6基のRGB LEDファンを標準で装備し、トップとボトムは360mmサイズのラジエーターをサポートする
DeepCoolのエントリー簡易水冷CPUクーラーで、360mmラジエーターを採用する「LE720」。ファンとウォータブロックにLEDギミックを備える
LEDギミックを内蔵したCorsair製DDR5メモリーの「VENGEANCE RGB」を組み合わせ
電源ユニットは、12VHPWRに対応した定番人気のCorsair「RM850e ATX 3.0」を選択。
| 自作PCの構成 | ||
|---|---|---|
| 種類 | 製品名 | 価格 |
| CPU | インテル「Core i7-14700K」（20コア/28スレッド、最大5.60GHz） | 6万9800円 |
| CPUクーラー | DeepCool「LE720 R-LE720-BKAMMN-G-1」 （360mmラジエーター、水冷） |
1万2180円 |
| マザーボード | ASRock「Z790 NOVA WIFI」（Intel Z790、ATX） | 6万4800円 |
| メモリー | CORSAIR「CMH32GX5M2B5200C40」 （16GB×2、DDR5-5200） |
1万7280円 |
| ストレージ | Samsung「980 PRO」（1TB M.2 SSD、PCIe 4.0） | 1万3480円 |
| ビデオカード | 玄人志向「GG-RTX4070Ti-E12GB/EX/TP2」（GeForce RTX 4070 Ti、12GB GDDR6X） | 13万8800円 |
| 電源ユニット | CORSAIR「RM850e ATX 3.0 CP-9020263-JP」 （850W、80PLUS GOLD、ATX） |
1万7980円 |
| PCケース | CPS「C3T500-ARGB-BK」（ATX） | 1万5980円 |
| OS | Microsoft「Windows 11 Home 64bit パッケージ版」 | 1万7980円 |
| - | - | 合計価格36万8280円 |
※価格は取材時のものです。在庫も保証するものではないので、最新の製品の在庫と価格は店頭でご確認ください
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