性能を決めるCPUやGPUなどの性能をチェック
ここからは、パソコン工房 秋葉原本店スタッフの猪狩さんが考えてくれたおすすめ自作レシピに近い構成で、「Z790 NOVA WIFI」の実力を確認していこう。パーツ構成はメインとなるCore i7-14700Kや、玄人志向のGeForce RTX 4070 Ti搭載ビデオカード「GG-RTX4070Ti-E12GB/EX/TP2」、Samsung「980 PRO」は用意して、検証環境としている。
「Z790 NOVA WIFI」に、Core i7-14700Kや、GeForce RTX 4070 Tiを搭載。「Z790 NOVA WIFI」のBIOSは、ベータ版の3.08を導入した
Core i7-14700Kは、高ワークロード時に、Pコア5500~5600MHz、Eコア4300MHzで動作
中央と左右で大きさの異なる3基のLEDファンを搭載した大型VGAクーラーを搭載した玄人志向「GG-RTX4070Ti-E12GB/EX/TP2」
バックプレートを装備し、ビデオカードの後部はファンの風が、ヒートシンクを通って抜けるようになっている
「GG-RTX4070Ti-E12GB/EX/TP2」のGPU-Z
3基のファンにはLEDギミックを内蔵し、PCケース内を彩れる
「GG-RTX4070Ti-E12GB/EX/TP2」は、ツールの「Xtreme Tuner」を使うことで、GPUコアクロックのオーバークロックや、ファン回転数のカスタマイズ。ファンに備わっているLEDの発光色やパターンを設定できる
簡単に基本の設定を行える「Easy Mode」。BIOS/UEFIのデザインは同じだが、背景色のグラデーションがカッコいいNOVAのイメージカラーになっている
CPUパワーリミットは、無制限となる4095.875Wに設定してテストした
BIOSからLED制御も可能になっている
ファン回転数をカスタマイズできる「FAN-Tastic Tuning」。電源回路のヒートシンクに内蔵されているファンの回転数も制御できる
必要なドライバーを簡単に導入できる、ASRock Auto Driver Installerも備わっている
CPUの余力を評価して、「CPU Quality」として表示する「CPU Indicator」。今回使用したCore i7-14700Kは、”79”として評価された
リアインターフェースカバーに、LEDギミックを内蔵する
ボトムのM.2ヒートシンク部のLEDライン。デフォルトの輝度が高く、PCケースのボトムを明るくライトアップする。鏡を設置して反射させるのも良さげだ
CPU |
インテル「Core i7-14700K」
(20コア/28スレッド、最大5.60GHz) |
CPUクーラー |
EKWB「EK-Quantum Velocity2 D-RGB - 1700」
(簡易水冷、360mmラジエーター) |
マザーボード |
ASRock「Z990 NOVA WIFI」
(インテルZ790、ATX) |
メモリー |
CORSAIR「CMK64GX5M2B5200C40」
(32GB×2、DDR5-5200) |
ストレージ |
Samsung「980 PRO」(2TB M.2 SSD、PCIe 4.0) |
ビデオカード |
玄人志向「GG-RTX4070Ti-E12GB/EX/TP2」
(GeForce RTX 4070 Ti、12GB GDDR6X) |
電源ユニット |
FSP「Hydro PTM PRO ATX3.0(PCIe5.0) 1000W」
(1000W、80PLUS PLATINUM) |
OS |
Windows 11 Pro 23H2 |