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【レビュー】ゲームに動画も超快適! Apple M3搭載の14インチMacBook Pro

2023年11月06日 23時00分更新

iPhone 15 Proで撮影したドルビービジョンによるHDR動画を色鮮やかに再現するLiquid Retina XDRディスプレイ

M2搭載13インチのMacBook Proと実力の差は?

 新旧MacBookの「Proのエントリーモデル」の違いを整理してみます。

 M2搭載の13インチMacBook Proから見ると、新しいM3搭載の14インチMacBook Proは主に以下の点で機能と仕様が優れています。

 最大の違いは高精細・高輝度なHDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)映像をそのままの画質で観られるLiquid Retina XDRディスプレイの有無でしょう。映像エンターテインメントが格段に楽しくなり、動画や写真の編集も快適さが増します。

 ProMotionテクノロジーによる120Hz駆動にも対応するので、ウェブブラウザのスクロールがチラつかなかったり、ディスプレイ環境を良くするためにもM3搭載の14インチMacBook Proを買う価値があると思います。

ProMotion 120Hz駆動表示に対応するディスプレイの仕様

 外部機器の接続に使うThunderbolt/USB 4ポートが2基という仕様は新旧モデル間で変わりませんが(M3 Pro/Maxモデルはポートが3基)、M3搭載の14インチモデルはMagSafe 3による充電ができるので、2つのデジタルポートは他の用途に使えます。

Thunderbolt/USB 4ポートは2基。MagSafe 3ケーブルを充電に使えるので、Thunderbolt/USB 4ポートをフリーにできます

 デジカメユーザーにとってはSDカードからの写真や動画データの取り込みが楽になるSDXCカードスロットの搭載、大画面によるプレゼンテーションの機会などにも役立つHDMIポートが揃っていることなど、14インチのMacBook Proはコネクティビティが高いマシンである感触は使うほどにわいてきます。

反対側にはHDMIポートとSDXCカードスロットを搭載

 フロントカメラはM2搭載機の720p画質から、M3搭載機では1080pに画質が向上します。M2搭載機のカメラも画像処理エンジンが優秀なので十分な高画質が得られるのですが、ビデオ会議などでさらに写りを良くするなら1080pへの階段を登るべきです。

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