さらに、DLC（Diamond-Like Carbon）のコーティングによって耐腐食性、耐摩耗性が高められており、手入れがしやすく、長く切れ味が持続するというのがいいところ。
といっても、このあたりは本当に長く使わないとわからないですけどね。少なくとも、試した限りは切れ味が鋭く、刃の厚みもあるので、固いもの相手でもガッツリ使えそうだという感触がありました。
2×4材で試しましたが、ものすごく楽に削れます
ナイフやノコギリといった外側にあるツールの取り出し方は、横から見える取っ掛かり部分に指をかけて引き出すだけ。180度回転させればロックされ、安全に使えるようになります。
楕円の切り抜き部分に指をかけて引き出し、回転させます
180度回転するとロックされ、戻らなくなります
戻し方は、ロックを引いた状態でツールを逆回転させます。ロックがちょっと固いですが、簡単に戻ってしまうと不意に閉じてしまい、指を怪我してしまう危険があるので、安全面ではこのくらいの固さがあるほうが安心です。
中央側にあるツールの引き出し方には、ツールの根元を親指で押し込んで起こし、必要なものを引き出すというFREEシステムが採用されています。
根元を押し込むと、ツールが起きてきます
端から爪の先でツールを順番に引き出し、使いたいものにたどり着くまで繰り返す……なんてことをしなくていいのは、ものすごく便利です。固くて引き出しにくいものがあると爪が痛くなりますしね、あれ。
プライヤーは他のツールと異なり、ハンドル部分を開いて引き出す形になります。こちらも開ききるとロックされますが、戻すときにはロック部分を引っ張って解除する必要はなく、力を入れて折りたためばOKです。
ハンドルをロックされるまで開けばOK
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