週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

なにかと便利な「Google Pixel Watch 2」の特徴を解説【1週間使用レポート】

2023年10月19日 08時00分更新

Pixel Watch 2からワークアウトの開始・終了の「通知」表示を選択します

ワークアウトを自動記録。開始・終了の通知も追加

 筆者はPixel Watch 2とFitbitアプリの組み合わせによる「ワークアウトの自動記録」機能が使いやすくなったと思います。

 Pixel Watch 2を装着したままウォーキングにランニング、サイクリングなど7種類のワークアウトを開始すると、Pixel Watch 2が自動記録を開始します。

 Pixel Watch 2の側で「ワークアウト開始・終了の通知」をオンにすると、体を動かし始めてから数分後にPixel Watch 2の画面に通知が届きます。Pixel Watch 2はワークアウトの「種目を判別したうえで通知を送れない」ため、最初に記録する種目を手動で選ぶ必要があります。続いて記録の開始のボタンをタップします。

 Apple Watchは「種目も自動で判別してくれる」ので、あとは「屋外ウォーキングを記録」といった感じで、ワークアウトも表記したアイコンをタップする操作だけで記録がスタートします。通知が届く前のアクティビティも記録されます。

 このApple Watchの操作感に慣れてしまうと、Pixel Watchで「記録開始」のアイコンをタップする操作を忘れてしまいがちです。でも、実はFitbitアプリはユーザーに通知を送る前から該当する種目のワークアウトデータを自動記録しています。これは初代のPixel Watchから対応していました。Pixel Watch 2にはウォッチにリマインドとして通知を送る機能が加わったということです。

Fitbitアプリはワークアウトを自動で記録してくれます。通知に対して反応できなかった場合も、アプリにはウォーキングやランニングの記録などが残ります

 Pixel Watchは安静時心拍もバックグラウンドで「常時計測」しています。今この瞬間の心拍数を知りたければ「タイル」などを開きます。Apple Watchではコンプリケーションやウィジェットから「心拍数」アプリを起動する所作を間に挟むことができます。Pixel Watchは、基本的にはバックグラウンドで記録してくれる使用感が特徴です。タップ操作を挟むApple Watchと、操作方法の好みが分かれるところかもしれません。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この特集の記事