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独自OSとWindowsでデュアルブートも可能に!?AYANEOブースで最新ゲーム機型PC事情を聞いてみた【TGS2023】

2023年09月25日 09時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

国内発売未定のAndroidゲーム機も展示

 さらに、AYANEOブースでは、国内での発売は未定のAndroidゲーム機「AYANEO Pocket AIR」と「AYANEO Pocket S」も展示していた。

「AYANEO Pocket AIR」

 「AYANEO Pocket AIR」はSoCにMediaTek「Dimensity 1200」を採用したAndroidゲーム機。ディスプレーがAYANEO AIR 1Sと同じ5.5型有機ELとなっているのが特徴。

 現状、Androidでコントローラー操作が必要なゲームは、PCやコンシューマーゲーム機での提供も多いため、需要は少ないような気もするが、Windows搭載ゲーム機よりも軽く、薄型とより昔の携帯ゲーム機に近い形状なので、これはこれで面白い。

「AYANEO Pocket AIR」の主なスペック
ディスプレー 5.5型(1920×1080ドット、AMOLED、sRGBカバー率185%、NTSC sRGBカバー率109%、Adobe RGBカバー率96%、DCI-P3カバー率99%、404nits)
CPU MediaTek「Dimensity 1200」(8コア、最大3.00GHz)
メモリー 6GB/8GB/12GB(LPDDR5)
ストレージ 128GB/256GB/512GB
インターフェース USB 3.2 Gen1 Type-C、3.5mmヘッドフォンジャック、microSDカードスロット
通信機能 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、LTE
バッテリー容量 7350mAh
サイズ/重量 約224(W)×17(D)×89.5(H)mm/約380g
OS Android 12

「AYANEO Pocket S」

 もう1つの「AYANEO Pocket S」は、スペック情報が少ないが、SoCはQualcomm「Snapdragon G3X Gen 2」を採用しているという。今年8月にドイツで行なわれた「Gamescom」では、今年の12月発売予定とASCII.jpで報道しているが、国内での発売は決定していないとのこと。

 AYANEOは、上位モデルに他にない付加機能を搭載するなど差別化を図りつつ、あくまで全てがPCゲームが遊べるというゲーム機というスタンス。もちろん、USB接続のドックやサードパーティー製のeGPUボックスを繋げれば、デスクトップPCのようにも使えるが、独自OSや管理アプリ、連携できるスマホアプリも用意し、独自の利便性を図っている。

 唯一の有機ELモデルの展開もあり、幅広いラインアップで選択肢の幅があるのは魅力的だ。今後のアップデート情報にも期待したい。

32型4Kタブレットの展示も!

 また、AYANEOブースには、出展を行なっていた代理店のリンクスインターナショナルが発売を予定しているAndroid 11を搭載した32型タブレット「TitanView Pro 4K」が使われていた。こちらは、スタンドがゴールドのものとシルバーの2種類が用意されている。

縦横どちらでも利用できる

 高さ調整は200mm、上下チルト幅は18度、スイーベル30度、ピボットに対応しているため、縦横どちらでも利用できる。Zoomのホワイトボードアプリなどでビジネスに活用したり、ホームパーティーでネット動画を楽しんだりと、いろんな用途で活用できるとしている。

可動できるアームにより、高さや角度は、かなりの範囲で調整できる

マグネットで上部に専用カメラも取り付けられる(撮影時は取り外されていたため、接続端子が見えている)ため、Zoomなども活用できる

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