独自OSとWindowsでデュアルブートも可能に!?AYANEOブースで最新ゲーム機型PC事情を聞いてみた【TGS2023】
国内発売未定のAndroidゲーム機も展示
さらに、AYANEOブースでは、国内での発売は未定のAndroidゲーム機「AYANEO Pocket AIR」と「AYANEO Pocket S」も展示していた。
「AYANEO Pocket AIR」はSoCにMediaTek「Dimensity 1200」を採用したAndroidゲーム機。ディスプレーがAYANEO AIR 1Sと同じ5.5型有機ELとなっているのが特徴。
現状、Androidでコントローラー操作が必要なゲームは、PCやコンシューマーゲーム機での提供も多いため、需要は少ないような気もするが、Windows搭載ゲーム機よりも軽く、薄型とより昔の携帯ゲーム機に近い形状なので、これはこれで面白い。
「AYANEO Pocket AIR」の主なスペック | |
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ディスプレー | 5.5型(1920×1080ドット、AMOLED、sRGBカバー率185%、NTSC sRGBカバー率109%、Adobe RGBカバー率96%、DCI-P3カバー率99%、404nits) |
CPU | MediaTek「Dimensity 1200」(8コア、最大3.00GHz) |
メモリー | 6GB/8GB/12GB(LPDDR5) |
ストレージ | 128GB/256GB/512GB |
インターフェース | USB 3.2 Gen1 Type-C、3.5mmヘッドフォンジャック、microSDカードスロット |
通信機能 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、LTE |
バッテリー容量 | 7350mAh |
サイズ/重量 | 約224(W)×17(D)×89.5(H)mm/約380g |
OS | Android 12 |
もう1つの「AYANEO Pocket S」は、スペック情報が少ないが、SoCはQualcomm「Snapdragon G3X Gen 2」を採用しているという。今年8月にドイツで行なわれた「Gamescom」では、今年の12月発売予定とASCII.jpで報道しているが、国内での発売は決定していないとのこと。
AYANEOは、上位モデルに他にない付加機能を搭載するなど差別化を図りつつ、あくまで全てがPCゲームが遊べるというゲーム機というスタンス。もちろん、USB接続のドックやサードパーティー製のeGPUボックスを繋げれば、デスクトップPCのようにも使えるが、独自OSや管理アプリ、連携できるスマホアプリも用意し、独自の利便性を図っている。
唯一の有機ELモデルの展開もあり、幅広いラインアップで選択肢の幅があるのは魅力的だ。今後のアップデート情報にも期待したい。
32型4Kタブレットの展示も!
また、AYANEOブースには、出展を行なっていた代理店のリンクスインターナショナルが発売を予定しているAndroid 11を搭載した32型タブレット「TitanView Pro 4K」が使われていた。こちらは、スタンドがゴールドのものとシルバーの2種類が用意されている。
高さ調整は200mm、上下チルト幅は18度、スイーベル30度、ピボットに対応しているため、縦横どちらでも利用できる。Zoomのホワイトボードアプリなどでビジネスに活用したり、ホームパーティーでネット動画を楽しんだりと、いろんな用途で活用できるとしている。
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