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シトロエン「C3 エアクロス」は乗り心地の良い「走るソファ」だった

2023年09月16日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

◆Apple CarPlayもAndroid Autoも使えるが大型スマホは厳しい

シトロエン

ワイヤレス充電をしている様子

シトロエン

ケーブルがグギッとなっている様子

 USBまわりをチェックしないと、会計係の部員Sから「お小遣い」が出ないので調べてみましょう。運転席側にType-Aが1つのみ。ワイヤレス充電トレイは標準装備ですが、部員K的には好ましくない横置き仕様。ちょっと小さめで、ケーブル充電すると端子がグギっとなります。

シトロエン

Apple CarPlayを表示させた状態

シトロエン

Bluetoothでつなげるも、ワイヤレスApple CarPlayには非対応の様子

シトロエン

Apple CarPlayで音楽再生をしている様子

シトロエン

Bluetoothで音楽再生をしている状態

 ナビは国産車や高級輸入車と比べると機能は少なめでモッサリ。Apple CarPlayに対応しているので、もっぱらそれを使っていました。ちなみにワイヤレスCarPlayには対応していないようです。AndroidAutoを試そうと思ったのですが、USB Type-Cケーブルが断線していて断念。スミマセン。

シトロエン

アラウンドビューに対応

 機能面もチェックしましょう。バックモニターはアラウンドビューに対応します。ですが、アラウンドビューモニターは最初、車両前方は表示されず、バックをすると次第に出てきます。日本車に慣れた身だと「え?」と思いますが、考えてみれば後ろが見えればいいので問題ありません。他にもパーキングセンサーなどイマドキの装備もキチンとあります。

シトロエン

助手席側バックミラーには小さな小ミラーがついている

 バックついでに申し上げると、助手席側バックミラーには小さなミラーがついてきます。「これなんですか?」というと、バック時に白線を見るのに便利なもの。「いわれてみると、国産車にもありますよね、こういうの」と感心した様子です。

シトロエン

天井面

シトロエン

バイザー裏側

 天井面には大きな室内灯を用意。パノラミックルーフのスイッチも用意されていました。オシャレな女の子はバイザー裏もチェック。跳ね上げ式のコンサバティブなタイプで、フタには駐車券を挟むのに便利なスリットが用意されていました。

シトロエン

エンジンルームを開けたゆみちぃ部長

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1.5リットル直4ディーゼルターボエンジン

シトロエン

燃料タンクのリッドを開けると、軽油の文字が!

シトロエン

アドブルー(尿素)の補充口も見える

 エンジンは1.5リットル直4ターボ型で燃料は軽油。つまりディーゼルエンジンで、モーターアシスト等はありません。最高出力120PS/最大トルク300N・mの高出力と、6段のトルコン式ATとの組み合わせにより21.3km/Lを実現しているとのこと。動かしてみると、あまりディーゼルらしい音がせず、普通のエンジンっぽいサウンド。振動も少なめで、「これ、ホントにディーゼルエンジンなの?」とも。もっとディーゼルらしい音がするクルマはゴマンとあります。

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