週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

シトロエン「C3 エアクロス」は乗り心地の良い「走るソファ」だった

2023年09月16日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

◆シートはソファーのようにフカフカ

シトロエン

運転席の様子

シトロエン

運転席の様子

シトロエン

運転席全景

シトロエン

シートは極上の座り心地

シトロエン

運転席側ドアリモコン

シトロエン

アームレスト

 運転席まわりをチェックしましょう。ダッシュボードにはシートと同じファブリックが貼られ、明るくカジュアルな雰囲気。「フランス車って、過度な装飾とかないんですね。でも素材感が安っぽくなくてオシャレ」と、ここでもガールズハートをキャッチ。シートは電動ではありませんが「ソファーみたいでフカフカ。今までそういうクルマってなかったなぁ」と感心しきり。キルティングのような表面は好みがわかれますが「ステッチがほかのクルマとは全然違いますね。レザーとファブリックの使い方も面白いです」と興味津々。アームレストは小さくて頼りないように見えますが、意外としっかりとした造りだったりします。それでは細かく見ていきましょう。

シトロエン

助手席には小物トレイがある

シトロエン

スマホを置くには奥行きは足りない様子

シトロエン

発煙筒

 まずは助手席から。「ダッシュボードに小物トレイがあると、軽自動車っぽいですね」とズバリ。ちなみにスマホが置けるかとおもったのですが、ちょっと奥行きが足りない様子。そんな彼女が一番気になったのは足元にある発煙筒。「足にあたって邪魔です。横にしてほしいです」と、かなり気になった様子。続いて運転席をチェック。

シトロエン

乗降性をチェック

シトロエン

運転席に試座

シトロエン

メーターパネル

シトロエン

ペダルまわり

シトロエン

インフォテインメント画面

シトロエン

ダッシュボードに謎のスピーカー?

 エアコンダクトの下にナビ画面が置かれているため、前方視界は良好。メーターパネルはオーソドックスな指針式で、中央にインフォテインメントLCDを置くタイプ。水温系、燃料計も指針式なのはイマドキ珍しいかもしれません。ダッシュボードは標準的な面積ですが、中央にスピーカーかマイクかワカラナイ物があるのですが、そこに「HIFI SYSTEM」と書かれているのは、なんかダサいなぁと思ったり。エアコンの温度設定などは、ほかのステランティス系フランス車と同じく、ナビ画面で操作。直感的な操作ができないので、信号待ちでいじるのはちょっと面倒ですね。

シトロエン

スマホトレイまわり

シトロエン

ノーマルモードのメーター表示

シトロエン

スポーツモードの表示。違いがお分かりいただけるだろうか……

 センターコンソールのエアコン温度設定がありそうな場所には、パッケージオプションの「グリップコントロール」が用意されていました。これは路面状況に合わせてパワートレインやブレーキを統合制御するもの。使う使わないはともかく、SUVらしい演出と受け取りました。ちなみにC3 エアクロスはFF車で、四駆の本格オフローダーではありません。なお、よく使うのが「スポーツモード」。これがワイヤレス充電対応スマホトレイ近く、シフトインジケーターの左側という押しづらい位置にあります。押してみると、メーターの色や表示が変わることはなく、小さくSの文字が出るだけ。老眼が始まった部員Kの目には厳しいものがありました。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事