使ってわかる! これはコスパ抜群のゲーミングスピーカーだ
ひと通り「ED-G1500MAX」の全体像をチェックしたところで、実際に試用してみることに。仕事部屋のスピーカーとしてソースをいろいろ変更して使ってみた。
まず接続について。左右のサテライトスピーカーは直付けのケーブルで接続されていて、さらにサテライトスピーカーR(向かって右)にサブウーファーと接続するケーブルがこちらも直付けされている。サブウーファーには電源スイッチおよび電源ケーブルが備わっていて、ここにサテライトスピーカーRから伸びるケーブルが接続されることになる。
ある意味、サブウーファーが中心となるこの接続関係を考えながら、前述したケーブル長の範囲で設置することになるわけだ。筆者の場合、サブウーファーはディスプレー裏に置き、デュアル状態のディスプレーの左右にサテライトスピーカーを配置するような形にしてみたのだった。もちろんこの範囲ならスピーカー同士の配線に問題はなかった。
サテライトスピーカーのサイズについては、ずいぶん小さく感じる。サブウーファーはやや高さはあるが、こちらも邪魔に感じることはない。なんなら机のスミに置いておいても違和感はないほどだし、机上に置く限りではその位置によって低音部分の聞こえ方に相違はないように感じた。
まずパソコンと接続してNetflixを視聴してみた。USB Type-CとAUX(3.5mmステレオミニプラグ)の2パターンで接続しながら交互に聞いてみる。あくまで個人の感想だが、USB接続のほうが良好に感じた。また、3.5mmステレオミニプラグの場合は若干ノイズを拾うことがあったが、これは筆者の環境の問題と思われる。
ちなみに入力ソースやサウンドモードを切り替えると、選択されたモードが音声で通知される。これが意外に便利。そして普段使いのヘッドホンと比較すると同じ動画でも音声の迫力を感じたが、大きな要因はサブウーファーからの重低音だ。
ヘッドホンの密閉感にはない音の広がり、奥行きは動画体験を豊かにしてくれる。サウンドモードはMUSICモードでもMOVIEモードでも良好だが、MUSICモードはMOVIEモードよりも深めの奥行きを感じる。表現が難しいがMOVIEモードのほうが画面から直接音が出ている印象といえばいいだろうか。
次にゲームをプレイ。いくつかのタイトルをパソコンで遊んでみたが、GAMEモードではMUSICモードよりもさらに上下左右に音が広がる雰囲気とともに重低音も響く印象だ。
そしてたとえばプレイヤーの足音や、背景のカエルの鳴き声のような細かい効果音まで、ゲーム画面内の正しい位置(方向)から聞こえてくる感じがする。それでいてゲームのBGMがそのほかのプレイ音と混じり合わせないような印象で聞こえてくる。
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