ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。先日、アスキーグルメNEWSのMCでおなじみの“りえぞー”が北海道旅行をしてきたそうで、スープカレーやお寿司など、北海道グルメを満喫したと報告してくれたんですが(うやらましい!!)、「ジンギスカンを食べ逃した」と嘆いていました。
羊肉のグルメはちょっと別格ですよね。話をきいて無性に羊を食べたくなりました。
そこで、食べに行きましたよ! 松のやの「ラムかつ」です。
松のや「ラムかつ」始めました
松屋系列のとんかつ専門店「松のや」で初登場の「ラムかつ」。どうやら、実験販売時から話題になっていたそうです。8月23日15時から晴れて全国の店舗で発売。
ロースかつとの合盛りメニューもありましたが、シンプルに「ラムかつ定食」(1090円)をチョイスしました。
お……と目を見張ったのが、定食の構成。ラムかつが盛られた皿と、ご飯とみそ汁。ここまでは普通ですが、塩と白いソースがそれぞれ小皿に盛られています。
塩はアンデスの紅塩。白いソースは西洋わさび使用のレフォールソースなんだとか。
塩や西洋わさびで味変しながら楽しむ
まずは紅塩でいただいてみます。
サクッとした衣の中にむっちりとした厚みのあるラム肉。これだけ厚いので「かたいのでは?」と少し心配でしたが、弾力があってやわらか~いです。ヒレ肉とか、それくらいの柔らかさ。
ラムとは生後12ヵ月未満の仔羊を指します。ラム肉だからでしょう、クサみが少なく、食感のよい衣と共にとても食べ進みがよいです。赤身肉のような力強さがあって、噛めば噛むほどに旨みが溢れ、独特のクセも感じられます。塩だと、お肉そのものが引き立ちますね。これは、うまいぞ!!
“クセ”と書くと、悪い意味に捉えられるかもしれませんが、これがないと羊肉らしくない! 食べやすい中にも、羊肉らしい個性が立っていて私には魅力的。
お次はレフォールソースで。
レフォールソースはとろっとしていますね。西洋わさびにマヨネーズやりんご酢を加えているんですって。
ツーンとした酸味と辛さがラムかつをまとって、例えるなら、マクドナルドのフィレオフィッシュのソースのようでした(わかりますかね)。
力強いお肉の風味に爽やかさを添えてくれて相性良好。なるほど、洋食のような雰囲気を楽しみたいならコレがいいですね。
なんだかんだいつものソースもおいしい。卓上にある中濃ソースをかけると、ご飯にもなじみやすくバクバクと食が進みます。松のやには、スパイスがきいてカレーのような風味の「濃厚ソース」もありますが、ラムかつには「中濃ソース」がよく合う気がします。
ラムのお肉を惜しみながらサラッと完食! 口の中に羊のコクが残っています。おいしかった~!!
できればずっと販売してほしい
羊肉を気軽に楽しめる松のやのラムかつ。羊肉はヘルシーというイメージもあるので、おなかいっぱい食べた後は心なしか身体が軽やかな気がします(個人差による)。
8月23日に販売スタートして、終売の時期の記載こそありませんが、定番メニューではないため、おそらく期間限定で終わってしまうのでしょう。気になる人はお早めにぜひ!
……それにしても、定番で販売してほしいほど満足度が高いメニュー。ほら、とんかつを食べられるお店はたくさんあるけど、ラムかつを食べられるお店はめったにないですから……。ラムかつを推す店があったら貴重ではないですか? 松のやさん、とんかつもいいけどラムかつもできれば継続的な販売を検討してほしいです!
※記事中の価格は税込み
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