週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

サムスン、完成度が高まった折りたたみスマホや大型タブレットを触れた発表会レポ

2023年08月23日 18時00分更新

Galaxy

 サムスン電子ジャパンが8月22日に新製品発表会を開催。7月26日に韓国ソウルでの「Galaxy Unpacked」で発表した「Galaxy Z Flip5」「Galaxy Z Fold5」などの日本投入を発表しました。

 発表会の冒頭にはサムスン電子ジャパン CMOの小林謙一氏が登壇。Galaxy Z Flip5/Fold5が韓国で100万台を超える予約を記録するなど、大きな反響を呼んでいることを紹介。Galaxyが牽引する折りたたみスマホ市場は着実に成長し、「数年後には販売台数が1億台を突破する」との展望を語りました。

Galaxy

サムスン電子ジャパン CMOの小林謙一氏

 今回の新製品は「Join the flip side」というテーマで、「ただ単に折りたためるだけではなく、これまでの常識を覆す新しい体験をお楽しみいただきたい」とアピール。渋谷や下北沢、さらに全国でも大規模なプロモーションが展開されることも発表しました。

Galaxy

コンセプトテーマは「Join the flip side」

Galaxy

Galaxy Z Flip5を目玉に、渋谷のスクランブル交差点での広告、下北沢でタッチポイントを設置するなどのプロモーションを展開。9月からラッピングカーが日本を一周するキャラバンも実施

使い勝手が劇的に進化した「Galaxy Z Flip5」

 最初にプレゼンテーションが行なわれたのは「Galaxy Z Flip5」。大きくなったサブディスプレーによって、使う楽しさと利便性が向上したことが紹介されました。

Galaxy

サムスン電子ジャパン プロダクト担当の伊藤侑奈氏がGalaxy Z Flip5のプレゼンテーションを行なった

 Galaxy Z Flip5は折りたたむとコンパクトで、小さいバッグなどにも収めやすいことが利点。デザイン面での進化点は2つあり、1つは前モデルの1.9型から3.4型へと大きくなったサブディスプレー。従来モデルの「カバーディスプレイ」から「フレックスウィンドウ」へと名称が代わり、機能面でも大きな進化を遂げています。もう1つは、新しい「フレックスヒンジ」によって、ほぼ隙間なく折りたためるようになったこと。折りたたみ時の厚さは前モデルから2mmも薄くなっています。

Galaxy

最大の進化点は、3.4型の「フレックスウィンドウ」と新しい「フレックスヒンジ」

Galaxy

タッチ&トライの会場で、ほぼ隙間なく折りたためることを確認できた

 カラバリはグラファイト、クリーム、ラベンダー、ミントの4色。多彩な純正アクセサリーも発売されます。イチ推しのアイテムとして、透明のケースにデザインシートを入れると、そのデザインに合わせてフレックスウィンドウの壁紙も変わる「Flipsuit Case」が紹介されました。

Galaxy

ドコモ版のカラバリはグラファイト、ラベンダー、ミントの3色

Galaxy

au版のカラバリはグラファイト、クリーム、ミントの3色

Galaxy

純正のアクセサリーも多数発売される

Galaxy

装着するシートに合わせてフレックスウィンドウの壁紙も変わる「Flipsuit Case」

 Galaxy Z Flip5は折りたたんだ状態で、約1200万画素のデュアルカメラで自撮りができることも利点。フレックスウィンドウによって撮影スタイルの自由度が向上しました。手のひらをかざすとセルフシャッターが起動する機能で、ハンズフリーでの撮影も楽しめます。

Galaxy

自由なスタイルで自撮りを楽しめることが利点

 フレックスウィンドウは背景テーマや時計デザインなどを選んで、自分好みのカスタマイズが可能。天気やカレンダーなどのウィジェットを表示させることができ、「LINE」「YouTube」「マップ」などの人気アプリを使えるようにも設定可能。閉じたままで受信メッセージを確認して、返信することもできるわけです。

Galaxy

大画面で見やすいフレックスウィンドウで、さまざまなウィジェットを利用可能

Galaxy

ピンチインでウィジェット一覧を表示

Galaxy

フレックスウィンドウでよく使うアプリを使えるようにも設定可能

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう