週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

iPad動画制作はテーマ作りとストーリー構成が大事、「ChatGPT」を活用する手もあり!

2023年09月14日 09時00分更新

 動画制作は、ただ撮影や編集をするだけではない。「どのような動画を作るのか」という企画部分をあらかじめ検討しておくことが大事だ。ここを怠ると、テーマのわかりにくい動画になってしまう可能性が高い。

 また、内容が決まったら動画の構成を考えてストーリーボードを用意しておきたい。これがあると、実際の撮影が効率よくスムーズに進められるのだ。このように、動画撮影は事前の準備が非常に重要となる。

 そこで今回は、撮影に入る前に行っておくべき構成作りや、準備段階で使うと便利なiPadのアプリなどについて紹介していこう。

どの配信サイトで公開するのかを決めておこう

 制作した動画を配信サイトで公開したい場合は、どの配信サイトで公開するかを事前に決めておくことが重要。というのも、プラットフォーム(配信サイト)の選択は、動画の長さやフォーマット、スタイルなど、多くの要素に影響を与えるためだ。現在、日本でよく使われている配信サイトは次のとおり。

【YouTube】
 多機能で、視聴者の年齢層も広いため、さまざまな種類の動画が投稿できる。人気があるのは、教育的なコンテンツ、エンターテインメント、製品レビュー、ハウツー動画などだ。「YouTube」は横画面の動画が基本となるが、最近は縦画面のショート動画も投稿できる。

「YouTube」は、世界最大の動画配信サイト。視聴者の数は圧倒的なので、ここで公開すれば、多くの人に視聴してもらえる可能性がある。パートナープログラムに参加すれば収益化も可能だ

【Vimeo】
 「YouTube」より歴史のある動画配信サービス。広告がないので、ストレスなく快適に視聴できるのが特徴。最大8Kの動画配信が可能で、配信動画は販売ができるのが特徴。無料プランの場合、月2本、合計最大25本の動画をアップロードでき、サブスク契約で動画の販売が可能だ。有料プランなら、より制限なく利用できる。

広告がなく、ストレスなく視聴できるのが「Vimeo」の大きな特徴。主に米国のクリエイターによく利用されている

【Instagram】
 主にビジュアルに焦点を当てたプラットフォームで、動画の種類は「フィード投稿」「リール」「ストーリーズ」などがある。いずれも縦画面の動画で、だいたい1分以内のものが主流。アカウントの好感度向上やフォロワー数の増加を目的として使われることが多い。

 これ以外にも、「ニコニコ動画」「TikTok」など多くの配信サイトがあるので、動画の内容に応じて決めておくようにしよう。

 もちろん、配信サイトで公開するのではなく、個人的に楽しむために動画を作ったり、会社の事業や商品の紹介用に作成したりするといったパターンもあるだろう。そういった場合でも、次項で説明する準備をしておけば、見やすい動画を作りやすくなる。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事