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生産終了が惜しまれるダイハツ「キャスト」は欧州車っぽいデザインが魅力だった

キャスト スタイル

 クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、ダイハツ「キャスト スタイル」についてレポートしていきたいと思います。今年6月に生産&販売終了したキャストですが、デザインや価格、使い勝手などが大好きなクルマで、最後に何としても……という思いを込めて「ダイハツ朝比奈インター店」に取材に行ってきました。

 残念ながら、もう新車を購入することが難しくなってしまいましが、中古でいいので購入したい! と検討している方がいましたら、この記事を参考にしてください。

ダイハツ「キャスト スタイル」はこんな車

キャスト スタイル

 2015~2023年6月にかけて発売されたハイトワゴンで、キャスト スタイルのほかに「キャスト スポーツ」「キャスト アクティバ」の3グレードがラインアップされていました。ところが、2020年にスポーツとアクティバが生産終了となってしまい、最後まで残っていたのがキャスト スタイルなのです。

 ボディー形状は同じですが、グレードによって細部のデザインが異なり、うまくキャラクター分けされています。今回紹介するキャスト スタイルは、レトロでオシャレな外観が人気のモデルでした。

ダイハツ「キャスト スタイル」の主なスペック
サイズ 全長3395×全幅1475×全高1600mm
ホイールベース 2455mm
車重 840~890kg
エンジン 658cc 水冷直列3気筒(ターボorNA)
最高出力 52~64PS(38~47kW)/6400~6800rpm
最大トルク 60~92N・m(6.1~9.4kgf・m)/3200~5200rpm
価格 131万4500円~173万8000円

キャストのオススメポイント その1
欧州車っぽいオシャレでカワイイデザイン

キャスト スタイル

 どこか欧州車っぽい感じがオシャレ! フロントグリルは小さいVが沢山ついていて、控えめで上品な印象が◎です。個人的には、両サイドのボコっとした張り出しが、なんとなくMINIっぽいと思いました。

キャスト スタイル

 コロンとしたサイズ感が可愛い! 全体的に主張しすぎない程度に自分らしさを出しつつ、長く使っても飽きがこないデザインになっています。発売は何年も前(初期型で2015年)なのに時代遅れ感がありません。

キャスト スタイル

 ルーフはビックリマンチョコシールのように、見る角度を変えると見え方が異なる質感になっています。光の当たり方によっても、輝き方がさまざまな感じで面白いです。

キャスト スタイル

 最近の車のテールランプはゴツゴツしていたり、何かしら加飾をしているのに、ライトがツルンとしていて凹凸が少なく、模様がないのが新しい! と1人で興奮する矢田部……。

キャストのオススメポイント その2
シンプルでやり過ぎていない内装デザイン

キャスト スタイル

 やり過ぎていない感じが、とても良かったです。必要以上にエッジを立てず、質感や色合を巧みに変えることで、車内をとてもオシャレに見せています。

キャスト スタイル

1つ1つのパーツの形が可愛いですね。エアコンの送風口はまん丸で、スピーカーの形はマーガレットになっています

キャスト スタイル

後席シートは、着座部分が木の皮、サイドがねずみ色になっているので、色の使い分けがレトロで外観にぴったりな印象を受けました

キャストのオススメポイント その3
車体の小ささを感じさせない居住性

キャスト スタイル

158cmの私が座ると足元は広々。体格の良い人が乗っても、足元には余裕があるかと思います

キャスト スタイル

座面を1番下にした状態でヘッドクリアランスは拳4.2個分、上にすると拳2.2個分あります

キャスト スタイル

後席ヘッドクリアランスは拳2個分ぐらい。ちなみに、リアシートは前後スライドするので、それもグッドでした

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