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Stable Diffusion web UIで試してみた

最新の画像生成AI「SDXL 1.0」実写系イラストのクオリティがすごい!!

2023年08月02日 07時00分更新

自然言語プロンプトで地球防衛軍を生成してみた

「Base」モデル

 SDXLのリリースには「masterpiece」「ultra high quality」といった大量のプロンプトを組み合わせて試行錯誤しなくても、シンプルな自然言語プロンプトだけで高品質な画像を生成できるとある。

 そこで今回は翻訳アプリ「DeepL」の手を借りて「横浜港に邪悪なモンスターが襲来してビームを吐いている。地球防衛軍の戦闘機が応戦している」という文章を英訳してそのままプロンプトとしてつっこんでみた。

「Base」モデル

 こ、これは、、、小松崎某先生のような勇壮な画像が生成された。ツッコミどころがないわけではないが、かなりプロンプトを再現しているのではないか。続いて、「Refiner」を通したものがこちら。

「Refiner」モデル

 こちらも例のごとく角が取れた印象。題材によっては「Refiner」を通さないという選択もあるかもしれない。

派生モデルやLoRAが待たれる なおNSFWのクオリティは……

 以上、駆け足でSDXL 1.0を使ってみた。画像のクオリティーはすばらしいものの絵柄のコントロールがまだまだ難しいと感じた。

 だが、SDXL 1.0はオープンソースで公開しているため、今後はこのモデルをベースにした派生モデルや、LoRAの開発が待たれるところだ。すでに「Civit AI」にはSDXL 1.0ベースのCheckpointやLoRAがアップロードされている。当分眠れない日が続くのだろう。

 なお、紳士の方々にお知らせです。身持ちが固かった0.9(ベータ版)と違いNSFW方面も素直に出してくれます。ただしクオリティーは……。

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