リフレッシュレートの認識限界は個人差がある
一般的に、人間の目が感じ取れるフレームレートは平均で60fps程度と言われている。しかし、リフレッシュレート60Hzと120Hzのディスプレーでは、ゲーム画面表示の滑らかさが大きく違うと多くのゲーマーが体感している。
では、どうしてこのような違いが生じるのか。実はこの60fps程度という指標は、静止画全体が変わっていく様を感じ取れる限界のことで、ゲーム画面や動画などで画面の一部が瞬間的に変化する場合は、それ以上のコマ数を認識することができるからだ。
しかも、FPSやTPSといったゲームでは、照準点を中心にかなり集中して画面を見ているため、その変化に気づきやすいわけだ。ただし、その限界は個人差が大きく、120fps程度までしかわからない人もいれば、160fpsでも足りないと感じる人もいる。そして、自分の限界がどこまでなのかを正確に把握することは難しい。
だからこそ、多くのゲーマーは余裕を持って、フレームレートを無駄にしないハイリフレッシュレートのディスプレーを選ぶのだが、そういったモデルは高価なことが多い。しかし、今回紹介するJAPANNEXTの27型ゲーミングディスプレー「JN-I27FR240-N」は、240Hz対応のIPSモデルでありながら直販価格はなんと3万1980円。
仕様が近いモデルだと4万円以上の製品がごろごろしているだけに、コスパは非常にすばらしい。しかし、ここまで安いとなにか弱点があるかもしれない。詳しく見ていこう。
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