週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

【レビュー】ファーウェイの最上位モデル「HUAWEI WATCH Ultimate」はダイビングでガチで使えた

2日間で4本のダイビングして
バッテリー残量は50%以上! 頼もしい!

 ダイビングのデータはスマホ経由で自動的にクラウドにバックアップされ、スマートフォンにインストールしたファーウェイの「ヘルスケア」アプリに「運動記録」として記録されます。エントリー(潜水開始)&イグジット(潜水終了)した場所の地図や、潜水時間、最大深度、平均深度、最高水温、最低水温が自動で記録され、深度と温度は時系列のチャートで見ることも可能。データをJPEGで書き出したり、共有できる機能も備わっています。

 ダイビングでは毎回、天気や気温、水温、潜水時間や深度といったデータに加え、どんな装備で潜ったか、重りは何キロだったか、エアはどのくらい消費したか、どんな魚を見たか、誰と潜ったかなどを、ログブックと呼ばれるノートに記録します。最近は紙のノートではなく、アプリに記録している人も多いのですが、残念ながらワークアウトに記録されたデータを、そういうアプリに書き出せる機能はないようです。せめてダイビングログだけ一覧できたり、記録を書き足せるといいのですが、そのような機能もありません。紙のログブックに書き写せば済む話とはいえ、この点は少し残念に思いました。

「ヘルスケア」アプリからダイビングデータをチェックできます。画像として保存したりシェアすることもできますが、ダイビングログアプリに書き出すことはできません

ウォッチの「ワークアウト記録」からもダイビングデータが確認できます。アプリ同様、深度などはチャートで見られるようになっています

 一方で頼もしいなと思ったのが、バッテリー持ち。今回、2日間で4本のダイビングをしましたが、それでもまだ50%以上も電池が残っていました。HUAWEI WATCH Ultimateの公称バッテリーライフは通常使用で約2週間。ダイビングをすると通常よりも速く電池を消費してしまうのは間違いなさそうですが、それでもこの持ちの良さなら十分に実用的だと感じました。今回くらいの短いダイビング旅行なら、専用の充電ケーブルを忘れてもなんとかなりそうです。

文字盤では設定によって、水面休息時間(前回のダイビングからの経過時間)や、飛行禁止時間(飛行機に乗って良い時間までのカウントダウン)をチェックできます

背面にマグネットで固定する付属の専用充電ケーブルを使用します。ヘビーユースでも最大8日間は連続使用が可能とのこと

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう