Surfaceのインターフェース不足を解決?
使っていて、最も便利だと感じた機能はずばり、KVM機能。Surface ProのインターフェースはSurface Connectを除くと、Thunderbolt 4が2基しかないので、USB Type-A接続のマウスやキーボードがそのままでは使えません。しかし、KVM機能ならSurface Pro 9とつないだディスプレー経由で操作できるのです。
とはいえ、注意点も。KVMはKeybord、Video、Mouseの略で、2台のPCでキーボードやマウスを共有できる機能になります。ゆえに、USB Type-A機器ならなんでも使えるというわけでありません。USB Type-AのUSBメモリーや外付けHDDが使いたい方は、変換機器や拡張ドックを購入してもイイと思います。
JN-IPS282UHDR-C65WとSurface Pro 9の組み合わせなら、ディスプレーに付属するUSB Type-Cケーブル1本で、セカンドディスプレーとして映像(4K・60Hz)が出せ、KVM機能も使えます。Surface専用キーボードも悪くはないのですが、やはり自宅で仕事するなら使い慣れたキーボードのほうがはるかに打ちやすいので。
もちろん、最大65WのUSB PDに対応しているので、ばっちり充電までいけちゃいます。つまり、マルチディスプレー・KVM・充電といった3つの環境をケーブル1本で実現できるわけです。机の上はすっきりするわ、手持ちのキーボードやマウスが活用できるわ、ACアダプターの片付けという面倒な作業からも解放されるわで、控えめに言って最高ですよ。
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