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JN-IPS282UHDR-C65Wをレビュー

USB PD&KVM対応で4万円切りは神!Surface Pro 9と相性抜群な28型4K液晶にべた惚れ

2023年05月27日 10時00分更新

Surfaceのインターフェース不足を解決?

 使っていて、最も便利だと感じた機能はずばり、KVM機能。Surface ProのインターフェースはSurface Connectを除くと、Thunderbolt 4が2基しかないので、USB Type-A接続のマウスやキーボードがそのままでは使えません。しかし、KVM機能ならSurface Pro 9とつないだディスプレー経由で操作できるのです。

Surface ProのインターフェースはThunderbolt 4のみ

 とはいえ、注意点も。KVMはKeybord、Video、Mouseの略で、2台のPCでキーボードやマウスを共有できる機能になります。ゆえに、USB Type-A機器ならなんでも使えるというわけでありません。USB Type-AのUSBメモリーや外付けHDDが使いたい方は、変換機器や拡張ドックを購入してもイイと思います。

JAPANNEXTの製品ページにあるKVM機能の図解。デスクトップPC(A)とはUSB Type-Bと映像ケーブル(HDMIかDisplyaPort)、ノートPC(B)とはUSB Type-Cでつながっていることがわかります。そして、このAとB両方のPCでディスプレーにつないでキーボーとマウスが使えるという仕組みです

 JN-IPS282UHDR-C65WとSurface Pro 9の組み合わせなら、ディスプレーに付属するUSB Type-Cケーブル1本で、セカンドディスプレーとして映像(4K・60Hz)が出せ、KVM機能も使えます。Surface専用キーボードも悪くはないのですが、やはり自宅で仕事するなら使い慣れたキーボードのほうがはるかに打ちやすいので。

JN-IPS282UHDR-C65Wのインターフェースは背面下部に搭載。左からHDMI 2.0、DisplayPort 1.2、USB Type-C、USB Type-B、USB Type-A×2、オーディオ出力、ACアダプター端子

 もちろん、最大65WのUSB PDに対応しているので、ばっちり充電までいけちゃいます。つまり、マルチディスプレー・KVM・充電といった3つの環境をケーブル1本で実現できるわけです。机の上はすっきりするわ、手持ちのキーボードやマウスが活用できるわ、ACアダプターの片付けという面倒な作業からも解放されるわで、控えめに言って最高ですよ。

Surface Pro 9はUSB PDに対応しているので、Thunderbolt 4からでも充電OK

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