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cluster版「バーチャル秋葉原」がオープン。電気街や神田明神を再現

2023年04月27日 17時15分更新

 クラスターは4月27日、大日本印刷(DNP)とAKIBA観光協議会が開発した「バーチャル秋葉原」の「cluster」版をオープンし、サービスを開始した。

 DNPは2021年から、XR(Extended Reality)の強みを活かした、リアルとバーチャルの融合による「地域共創型のXRまちづくり」を推進しており、2022年4月には「バーチャル秋葉原」を開発して、サービス提供を開始した。今回、国内最大級というメタバースプラットフォームであるclusterのラインアップにバーチャル秋葉原が加わる。

 clusterは、スマホやPC、VR機器など様々な環境からバーチャル空間に遊びに行ける、マルチプラットフォーム対応のメタバースプラットフォーム。音楽ライブや発表会などのイベントのほか、バーチャルワールドでチャットやゲームが可能。利用は無料。

cluster版の神田明神

 今回のcluster版バーチャル秋葉原では、アプリでの利用が可能になり、利用者はPCやスマホだけでなく、VRゴーグルからも高精細なバーチャル秋葉原の世界を体験できるようになった。また、ウェブブラウザー版と同様に、バーチャル展示の観覧や関連グッズの購入なども可能だ。

 企業の利用も想定し、企業ごとに独立したバーチャル空間を提供できる。各企業の空間から外部のECサイトへの誘導もできるほか、ファイル共有やボイスチャットの機能を用いたカンファレンスやバーチャル展示イベント等でも利用できる。

 クラスターがすでに運営している都市連動型メタバース「バーチャル渋谷」「バーチャル大阪」「メタバース六本木」などのラインアップに、今回「バーチャル秋葉原」が加わることで、clusterユーザーや企業等のさらなる体験価値の向上につなげていくとしている。

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