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ソニー、リアスピーカー追加で5.1ch再生が可能な新サウンドバー「HT-S2000」を発表

2023年04月10日 10時16分更新

 ソニーは4月10日、Dolby AtmosやDTS:Xに対応するサウンドバー「HT-S2000」を発表した。価格はオープンプライスで、店頭での販売価格は7万2000円前後になる見込み。発売は6月10日を予定している。

HT-S2000

 搭載するスピーカーは5基。X-Balanced Speaker Unitをフロントスピーカー用に2基、センタースピーカー用に1基、サブウーファー用に2基を備えた3.1ch構成で、出力は250W。本体サイズは幅800×奥行き124×高さ64mm。2.1ch対応で既発売の「HT-X8500」よりも横幅は4cmほどコンパクトになっている。

 バーチャルサラウンド技術の「S-Force PRO Front Surround」「Vertical Surround Engine」を同時に発動させ広がり感のあるサウンドの再生が可能。さらに、ワイヤレスサブウーファーの「SA-SW5」と「SA-SW3」、ワイヤレスリアスピーカーの「SA-RS3S」を追加することで、リアル5.1ch再生も可能だ。ただし、上位の「HT-A3000」のように、360 Spatial Sound Mappingには対応しない。

 リモコンにある「サウンドフィールド」ボタンをオンにすることで、ソニー独自の音場最適化技術を活用して、コンテンツに合わせた立体的な音場を自動で生成できる。その際、2chでミックスされたコンテンツもアップミキサー機能によって立体的で没入感のあるサウンドにできるという。本体にはeARC対応のHDMI端子を装備。

 また、サウンドバーをコントロールするためのアプリ「Home Entertainment Connect」も新たに開発した。本機が対応する最初の製品となる。リモコンの代わりに本機を操作できるほか、製品の帯に印刷されたQRコードを読み取ることで、クイックスタートガイドを表示できる。マニュアルを読まず、スマホ画面を見ながら設置できる。

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