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WindowsとiPadの親和性を高めるコツ③

【活用提案】iPadで「OneDrive」を使えば、Windowsパソコンとのデータ連携が断然やりやすくなる!

2023年02月13日 14時00分更新

【活用③】大切なデータを保存するなら「個人用Vault」を使う

 「OneDrive」には、ユーザーがプライバシーやセキュリティに関するデータを保管するために使用する「個人用Vault」というフォルダーが用意されている。このフォルダーを開くには、PINコードや生体認証などの追加認証が必要になるため、機密データや個人情報を含むデータを保存しておくのに最適だ。また、このフォルダーに保存されたデータは共有も禁止されているので、うっかりデータを流出させてしまうという危険性も少なくなる。

 個人用Vaultを使うには、最上位のフォルダーにある「個人用Vault」を開いて初期設定すればいい。このとき、Microsoftアカウントでのサインインが必要となる。

個人用Vaultを設定するには、「ファイル」を開き、「個人用Vault」をタップ。メッセージが表示されたら「続行」をタップする。

画面の指示に従ってMicrosoftアカウントでサインインしたら、設定するPINコードを2回入力する。生体認証を使う場合は、表示されたメッセージの「OK」をタップする。

 個人用Vaultの使い方自体は、通常のフォルダー操作と何ら変わりはない。ただし、何も操作しないと3分後(初期設定時)にフォルダーがロックされる。なお、無料で「OneDrive」を利用しているユーザーの場合、個人用Vaultにはファイルを3つまでしか保存できないので、4つ以上のファイルを保存したいときは、該当ファイルをZIPなどで圧縮しよう。こうすれば1ファイルとしてカウントされるので、この制限は比較的容易に回避することが可能になる。

個人用Vaultを開くと認証が求められるので、画面の指示に従って認証する。個人用Vaultの使い方は通常のフォルダー操作と同様だが、何も操作しないと3分後にロックされる。

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