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テーブルトークRPGをコンピューターゲーム化!

『ソード・ワールドSFC(コンシューマー版)』が「プロジェクトEGG」で本日配信!

2023年01月31日 14時30分更新

 D4エンタープライズは1月31日、同社が運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、1993年にT&E SOFTがスーパーファミコンでリリースした『ソード・ワールドSFC(コンシューマー版)』を配信開始した。価格は440円(キャンペーン終了後は880円)となる。

『ソード・ワールドPC』の兄弟分でTRPGの面白さを存分に詰め込んだ名作RPG! さあフォーセリアの冒険に飛び出そう!

 フォーセリア世界は、“万物の始祖”と呼ばれる偉大な巨人の死によって誕生しました。フォーセリアを形作るすべてのものは、この巨人の骸から生まれ出たのです。

 

 最初に現れたのは、神々でした。とくに至高神ファリス、暗黒神ファラリス、大地母神マーファ、知識神ラーダ、戦の神マイリー、富と幸運の神チャ・ザの六柱は“六大神”と呼ばれ、世界の創造をつかさどっていきます。ほかにも、幾百もの神々が巨人の身体から生まれました。

 

 また、巨人の鱗からは竜が、黄金色の体毛からは古代樹が生まれました。原初の時代に生まれたこれらの生き物は“古代種族”と呼ばれ、神にも等しい力を持っていたようです。

 

 神々は、世界に散らばっている混沌に法を与え、未分化なエネルギーは炎、水、風、大地などの精霊力に分化していきました。こうして誕生したのが、世界の力の源とされる“精霊界”で、無限の精霊たちがこの世界の住人とされたのです。

 

 次に神は、自らの住む地として “物質界”を創りました。神はこの地に数多の生き物を創造し、自らの従僕として住まわせたのです。中でも人間は、神々自身の姿を模して創られたがゆえに、世界の主人としての地位を与えられたとも言われています……。

 本作は1993年にリリースされたRPG。テーブルトークRPG(TRPG)のコンピューターゲーム化として大きな話題になった『ソード・ワールドPC』の兄弟分にあたる作品だ。

 PC版と同様に小説「死せる神の島」を原作としているが、PC版とは共通のシナリオもあれば異なるものも用意されており、サブシナリオを含むすべてのシナリオを見ようと思ったら最低3回はプレイが必要になるボリュームとなっている。

 ゲームでは最初にTRPGライクなキャラクターメイキングを行なう。種族の選択(種族によっては生まれの選択も)、能力値の割り振り、8種の職業技能の割り振り、職業スキルに応じて呪歌や信仰神を選択することでキャラクターは完成。そしてパーティーを組んで、冒険者の店や各ギルドで仕事をもらいフォーセリアを冒険していく。

 移動や戦闘は少々ユニークなシステムを採用。街中では移動先をメニューから選択、建物や洞窟では実際にキャラクターを動かして移動し、町から町へは地図上で移動先を選択することで行なう。

 なお、洞窟での移動時に敵シンボルに接近するだけでシームレスに戦闘に突入。移動マップをそのまま利用したタクティカルなバトルへと発展する。

 TRPGテイスト満載の冒険が楽しめる本作。コンピュータRPGの原点となったTRPGをどこまで再現できるか? という限界にチャレンジした意欲作としても高く評価されている。

EGGチャンネルにて紹介動画公開中!

特典

 特典として、当時のマニュアルをPDF収録。

【ゲーム情報】

タイトル:ソード・ワールドSFC(コンシューマー版)
ジャンル:ロールプレイングゲーム
メーカー:T&E SOFT
プラットフォーム:PC
発売日:配信中(2023年1月31日)
価格:440円
※キャンペーン終了後は880円での配信となります。

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