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【比較レビュー】どっちを選ぶ? ロジクール「アップル製品向け」ワイヤレスマウス2機種登場

2022年11月23日 12時00分更新

水平方向のスクロールもできる

独特な操作感に戸惑うこともなく
使い勝手は良好

 LIFT for MacをMacに接続して利用する流れは、MX MASTER 3S for Macとほぼ同じなので割愛します。実際に使ってみた印象としては、縦型マウスとしての独特な操作感に戸惑うこともなく、すぐ慣れました。文字通り腕の負担がなく、マウス自体も良いサイズ感で手馴染みが良いと感じます。

 また、同マウスでは、水平方向のスクロールホイールが備わっていないものの、親指側のボタンを押下しながらスクロールホイールを操作することで、横方向のスクロールも行える仕組みになっています。こうした工夫もあって、MXシリーズともさほど遜色ない使い勝手が実現されている印象です。違いが出るとしたら、デスクトップの切り替え操作くらいでしょうか。

dpi切り替えボタン(スクロールホイールの手前)は普段は、アプリごとのショートカット機能を割り当てておくことも可能です

iPadとの接続もスムーズ
ショートカット機能も割り当て可能

 ちなみに、両マウスともに、iPadOSでのペアリング操作は、macOSの場合と異なります。まずマウスの電源をオンにした状態で、Easy-Switchボタンを押してmacOSを割り当てた番号とは別の数字を選択しておきます。続いて、OS標準のBluetooth設定画面から候補に表示された機器を選択し、承認を求めるポップアップで「ペアリング」を選択。これで接続が完了します(※本稿で使用した画面はバージョン15.6)。

「設定」アプリの「Bluetooth」画面から「その他のデバイス」欄にあるマウスを選択しよう

 ちなみに、iPadOSでもサブのボタン類にショートカット機能を割り当てられます。例えばiOS 15.6の場合、「設定」アプリ→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「AssistiveTouch」→「デバイス」と進んで、接続中のマウスを選択すると、ボタンごとのショートカットを設定できる画面が起動します。

ボタンにショートカットを割り当てるには「追加のボタンをカスタマイズ…」をタップし、マウスの任意のボタンをクリック

様々なショートカット機能や、Siriショートカットとして設定した機能を割り当て可能です

 必要に応じてSiriショートカットなどもカスタマイズしておくと、iPadのマウス操作もよりスマートになりそうです。

 

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