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走りの楽しいハイブリッド車「シビック e:HEV」は燃費も静粛性も良し!

2022年10月08日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

シビックらしい軽快なハンドリング
走りの楽しさをスポイルしないe:HEV

CVT車を運転する唯さん

MT車を運転する唯さん

テストはワインディングロードで行なった

 まずはガソリン車のCVTとMTで感覚を取り戻すことから始めましょう。CVTでワインディングを走ってから、同じ道をMTでドライブ。峠道を登ったり下ったりして「シビックは楽しいクルマですね。安定感が高くて、道が荒れていても怖くないんですよ」と、シビックの良さを再確認。MT大好き唯さんのことですから、CVTよりMTの方がお好みかと思いきや「MTは楽しいですけれど、CVTの方がクルマの性格にあっているかも」というのが唯さんの評価。ともあれ気持ちのよいクルマということに代わりありません。

シビック e:HEVを運転する唯さん

 それではe:HEVにチェンジ。アクセルを踏み込んだ瞬間から「このクルマ、イイ! まどろっこしさがなくて、スーッと進むんですよ。それが気持ちイイんです」と、いきなりの絶賛。「ハイブリッド車にありがちなエコ感というか、進まない感じがしないんです」というわけで、エコとは逆張りの走りのよさ。

 電気自動車は発進トルクが太い=加速感が強い一方、速度が乗ると頭打ちっぽい感覚になったりすることがあるのですが、新型e:HEVはスムーズにエンジンへと切り替わり、その感覚がない! といってよいほど。さらに無段階変速なのに、DCTのようなステップAT感があるのです。早い話「楽しい!」というわけです。ステップATのような感覚なので、パドルを使ったらMTみたいな走りができるのかな? と思いきや、これは回生量の調整用で叶わず、ちょっと残念。

 ハンドリングの良さはそのままに、静粛性アップ。さらに言えばタイヤが変わってしなやかな乗り味に。「乗り比べると、なんとなく車のキャラクターに合わせてタイヤを変更した理由がわかるような気がしました。ハンドリングの楽しさを求めるとグッドイヤーかもしれませんが、e:HEVの静かさであったり、乗り心地の良さを求めるとミシュランなんでしょうね」。

 SPORTモードにすると、排気音やエンジン音が変わります。このエンジン音はスピーカーから出ていているのですが、言われないとわからないかも。この音は「ンバァァァァ」と喜ぶ人もいれば、「なんか唸っている」とも。というのもイマドキのターボサウンドではなく自然吸気サウンドだから。唯さんは、どちらかといえば後者のタイプ。音はもっと過激にしても、よかったかもしれません。

唯さんも大満足のシビック e:HEV

 こうして乗ってみて唯さんの感想は「今までハイブリッドって好きじゃなかったんですよ。シビックe:HEVは初めてハイブリッドがイイと思った1台です。シビックを買うならコレですね」というように、なんとガソリン車ならMTよりCVT、ガソリン車を選ぶならe:HEVを選択するという驚きの結果に。「e:HEVが一番ストレスフリーな感じがしました。今回のシビックは爽快がコンセプトということですから、もっとも爽快な気分が味わえるのは、このe:HEVな気がしました」。

 シビックe:HEVは、エコでありながらドライビングが愉しめる素敵な1台でした。試乗後、唯さんはシビックe:HEVと一緒に自撮りをしてツイート。そこに書かれた「快適すぎて良いお車でした」という一言が、このクルマのすべてを物語っています。

■関連サイト

モデル紹介――新 唯(あらた ゆい)

 10月5日栃木県生まれ。ファッションモデルとしての活動のほか、マルチタレントを目指し演技を勉強中。また2022年はSUPER GTに参戦するModulo NAKAJIMA RACINGのレースクイーン「2022 Moduloスマイル」として、グリッドに華を添える。

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