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ガンダムメタバースの進捗状況やAIキャラ「メロウ」などを発表!ガンダムカンファレンスの内容と「GUNDAM NEXT FUTURE -TOKYO BASE-」をレポート

2022年09月30日 11時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

スペースコロニーを模したメタバース空間が開発中!?

 同社は「ガンダムメタバースプロジェクト」の実現に向け、世界中どこからでも遊びに行けるヴァーチャルガンプラエンターテインメント総合空間を目指す「THE GUNDAM BASE VIRTUAL WORLD」の2回目のテストを実施しているという。

海外における初テスト、国内ではコミュニティーにおけるテストを実施しているという。テスト期間は9月28日~11月1日まで(海外は9月29・30日より)

画像はイメージ。従来のようにSNSで作品を見せ合うのではなく、自分の作った作品に対してリアルタイムでファンと語り合えるとして好評とのこと

 そして次に「ガンダムメタバースプロジェクト」進捗状況を紹介。ガンダムメタバースのメインストリートは、スペースコロニーを模した空間の中にガンダムが聳え立ち、自分のアバターがいる、この空間を鋭意制作中とのこと。

画像は開発中のガンダムメタバースのメインストリート

 将来的には、世界中のガンダムファンが集い、そして語り合う、さまざまなコンテンツに出会う、そうしたふれあいの場を創出していくとのこと。さらに、ゆくゆくはガンダムスキャンを活用し、デジタルデータとなったガンプラの展示ができるようにしたいという。

 それに伴い、リアルガンプラバトルを 実現させるためのプロジェクト「ROAD TO GUNPLA BATTLE」の第2回テストイベント「ROAD TO GUNPLA BATTLE テストスキャンイベントVol.2」のPVが公開された。

 本テストイベントでは、実際に作ったガンプラをスキャンしてハイクオリティなショートムービーを作成する。「GUNDAM NEXT FUTURE -TOKYO BASE-」内でもスマホを使ってスキャンして、ショートムービーが作れるテスト体験ができた。

イベント会場内にて、ガンプラをスキャンして体験できるブースが用意されていた

会場にはガンプラが用意されているので、ガンプラを自分で持ってきていなくても体験できる

スキャンする前に、4つのシーンから1つを選択する

その後、ガンプラをねり消しで固定し、ターンテーブルに乗せる。ターンテーブルに回っている様子を少し上から1周、さらに上から1周、正面から1周撮影。約10分の撮影でショートムービーを作成する

撮影が終わったら、QRコードが発行される。動画のアップロードが終わる約10分後にQRコードを読み取ると完成した動画が視聴できる。実際に作成された動画は以下のものだ

 このスキャン技術は、ソニーグループと共同で開発。当初の構想よりも高解像度でスキャンできるようになる予定という。そして、藤原氏はいつの日かガンダムビルドファイターズの世界が実現できる未来が迫ってきていると語った。

 加えて、本メタバース空間でファン同士のコミュニケーションを、より活性化させていくために、さまざまな言語を自動翻訳できる技術も開発中とのこと。

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