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ガンダムメタバースの進捗状況やAIキャラ「メロウ」などを発表!ガンダムカンファレンスの内容と「GUNDAM NEXT FUTURE -TOKYO BASE-」をレポート

2022年09月30日 11時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

実況や司会も学習するAI「メロウ」が登場予定!

 また、ファンが楽しめる空間を形成するためAIキャラクターの開発も進行しているとして、AIキャラクター「メロウ」を発表。

ガンダムメタバース向けに開発されているAI 1号の「メロウ」

 メロウは試作1号のAI。動画生配信でガンダムファンと対話していくことに特化しているという。メロウはいろんな知識を学習していく。そのうえで、コミュニティーを活性化させていく実況や司会も学習するという。

 コミュニティーの中で行なわれる会話、雰囲気も学習し、次の新たな話題提供していくというサイクルを繰り返す。藤原氏は、それによる「メロウ」の成長、どう育てていくかということも、ユーザーへの魅力になっていく。遊園地のキャストのような役割を担ってくれるものと期待している、と語った。

 また、近日中にはガンダムファンの皆さんに楽しんで貰える、特別なライブ配信から実施していく予定とのこと。

 ガンダムメタバースでは、このようにガンプラを楽しむコロニーの構築を、最初に実施していて2022年内にはクローズドテストを実施していくという。さらに、平行してその先にはeスポーツのコロニーも検討しているとのこと。

同社はeスポーツを視野にいれた「GUNDAM EVOLUTION」のPC版をリリース。12月には家庭用版もリリース予定

 映像関連の紹介として、10月2日に放送を控えた、TVアニメーション最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』を紹介。さらに、本作を皮切りに多くのプラットフォームでガンダム作品が見られるようにすることが発表された。

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、2022年10月2日より毎週日曜日午後5時からMBS/TBS系全国28局ネットにて放送を開始する

「機動戦士ガンダム」シリーズ国内配信サービス一覧

 2022年10~12月は『機動戦士ガンダム 水星の魔女』、その後水星の魔女で初めてガンダムに触れた人向けに、ガンダムの原点となる宇宙世紀を楽しんで貰うために、2023年1~3月には劇場作品『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』、OVA作品 『機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER』、劇場作品『機動戦士ガンダムNT』を全4話のテレビエディションとして放送すると発表。

 そして、その後に2023年4月からは『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の第2クールがスタートする。それに加え、BS11 ガンダムアワーとして『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』、『機動戦士ガンダム00』などといったガンダム作品の過去作品を集中的に放送するとしている。

 また、2023年4月以降には、劇場版を控える「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの一挙放送も予定されている。さらに、YouTubeの「GUNDAM Channle」では、通常の配信枠とは別に10月2日から毎週日5直前の16時30分より、ガンダムシリーズ過去作品の特選エピソードをプレミア公開するという。

「GUNDAM Channle」では、ファンが公開する動画と連携するようなファンメイドコンテンツも展開。ファンが自由に配信できるための配信素材も用意するという。映像素材の使い方に関しては、近日中にガイドラインを整理する予定とのこと

映像作品はテレビ作品などを経て、ハリウッド版実写ガンダムへと繋げていくという

 最後に藤原氏は、ガンダムを少しでも未来のために役立て、多くのファンの皆様と新しい繋がりを作り、ガンダムを次のステージ、キャラクターIPから社会的IP(SP)へと成長していきたいと語った。次の「ガンダムカンファレンス」は2023年の3月ごろを予定しているそうだ。

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