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この円安のなか実売価格が15万円台と2度見した!

Core i5+RTX 3060搭載の15.6型ゲーミングノート「G5」が超コスパすぎた

2022年09月27日 11時00分更新

レイトレーシングONでも快適にプレイできるパフォーマンス

 続いて、各種ベンチマークテストを行なった。最新のWindowsアップデート、ドライバーを適用し、基本的に電源を入れた状態で「Control Center 3.0」アプリで「Power Modes」を「パフォーマンス」にしている。

 この状態だとアイドリング時でも低速でファンが回り、高負荷時は本体正面から30cmほど離れた位置で52.8dbAほどの騒音レベルになる。また、MUXスイッチはオンにしてCPU内蔵グラフィックスを経由せずにディスプレーに出力する状態で計測した。

「Control Center 3.0」アプリから、「Power Modes」を選択すると、パフォーマンスレベルを設定できる。ここでは「パフォーマンス」を選択して実行した

 まずは定番のCPU性能を計測する「Cinebench R23.200」を実行してみた。10分間連続で回すデフォルトの設定で計測している。

「Cinebench R23.200」の結果

 結果は、マルチコアが13264pts、シングルコアが1746ptsとかなりのハイスコア。やはり16スレッドあると十分な処理能力が得られる。

 続いて、アプリの動作性能で検証する「PCMark 10」を実行。結果は、7656とゲーミングデスクトップPC並みの性能を発揮している。ウェブ巡回やチャット、基本的なアプリのEssentialsが10904、文書作成や表計算のProductivityが10090、写真やビデオ、レイトレのDigital Content Creationで11072と、まんべんなく好成績なため、どんな用途でも満足のいくパフォーマンスが得られるはずだ。

「PCMark 10」の結果

 3DCG性能については「3DMark」の「Time Spy」(DirectX 12)と「Fire Strike」(DirectX 11)の2つのベンチを実施。結果は、Time Spy が8729、Fire Strike が19644と、こちらはグラボの性能が反映されたかたちだ。ただ、それでもゲーミングノートPCとしては非常に高い性能を発揮している。

「3DMark」の「Time Spy」の結果

「3DMark」の「Fire Strike」の結果

 ゲーミング性能を測るベンチマークテストとして、3DCGゲームとしては軽い部類に入るスクウェアエニックスの「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」を実行した。グラフィックは最高品質のフルHDフルスクリーン設定で測定している。

「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」での結果

 結果は、18989と「非常に快適」の評価になった。平均フレームレートは約134fpsでこのレベルの3DCGゲームなら画質設定を最高にしても楽しめる。

 もう1つ、少し重めの「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」を実行してみた。グラフィックは、高品質と標準品質の2つで計測。フルHD画質でフルスクリーンにて行なっている。

「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」で高品質設定での結果

「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」で標準品質設定での結果

 結果は、高品質が8940の「快適」、標準品質が11888で「とても快適」という評価になった。さすがに高品質設定だとフレーム落ちが発生しており、標準品質レベルの画質でプレイするのがベストと言える。

 続いて、レイトレゲーム系のベンチマークテストを行なった。まずは、「World of Tanks」の最新エンジンを利用したベンチマークソフト「WOT ENCORE RT」。設定で、解像度はフルHDにし、レイトレース影を超高にして計測。結果は23056と「素晴らしい結果」の評価を得た。

「WOT ENCORE RT」での結果

 もう1つ、レイトレ描画のベンチマークソフト「V-Ray Benchmark 5.0.20」を実施。CPUで描画する「V-Ray」とGeForce RTXを利用して描画する「V-Ray GPU RTX」の2つを実行した。

「V-Ray」の結果

「V-Ray GPU RTX」の結果

 結果は、V-Rayが9105、V-Ray GPU RTXが1207で、V-Rayのベンチマーク結果サイトによると、同種のCPU、GPU搭載モデルと同等かそれ以上の性能を発揮していた。

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