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ほぼ4万円はアリ? 新しい「AirPods Pro」の“買う価値”を考察(山本敦)

ケースにミー文字を刻印したAirPods Pro

アップル本社でデモンストレーションを体験した

 今回は、発表会に集まった大勢のジャーナリストが列を作って並ぶデモンストレーションの機会だったので、サウンドやノイキャン効果がチェックできる時間も限られていました。それぞれのきちんとしたインプレッション報告はまた機会を改めたいと思いますが、簡単に筆者の印象までお伝えします。

 上記の装着状態テストとパーソナライゼーションができていないため100%ではないものの、ノイキャン効果は初代のAirPods Proより高くなっていると思います。サウンドはAirPods Proと同じく、色づけのないニュートラルなバランスです。

 耳栓タイプのイヤホンを装着したまま、外の環境音をクリアに取り込めるAirPods Proの外部音取り込みは相変わらず冴えています。第2世代機も同様にクリアな外音取り込みに対応しています。

外部音取り込みをかけながら大音量のノイズを低減できる「適応型環境音除去」に期待です

 加えて最新のApple H2チップが秒間4万8000回の演算処理を行ない、外部音取り込みをかけながら、緊急車両のサイレン、道路工事の音など周囲の大きな音のノイズを低減させる「適応型環境音除去」という機能が有効になります。音楽リスニングだけでなく、イヤホンを身に着けたまま周囲からの呼びかけに反応できるように構えて、なおかつ少しでも快適なリスニング環境を確保したいリモート会議などの場面でこの機能が真価を発揮できそうです。

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