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ほぼ4万円はアリ? 新しい「AirPods Pro」の“買う価値”を考察(山本敦)

2022年09月10日 12時00分更新

空間オーディオ再生が個人の耳のカタチに最適になるよう自動調整機能が付きます

空間オーディオ再生を一人ひとりの耳に合わせる

 アップル独自の立体音楽体験「空間オーディオ」は、iOS 16から「パーソナライズされた空間オーディオ」という機能が加わり、AirPodsユーザーの耳の形に合わせて個人最適化した空間オーディオ体験が楽しめるようになります。

 iPhoneのフロントカメラで耳画像を撮影して、作成したユーザープロファイルを今回の新製品を含む対応するAirPods、またはBeatsのイヤホン・ヘッドホンによる再生時に反映させるというものです。筆者もiOS 16 Public Betaで試しました。ひと言で言えば「音の鮮度が上がる」手応えがあります。

 AirPods ProをiPhone、またはiPadにつないで音を鳴らす前に、「イヤーチップ装着状態テスト」と「パーソナライズされた空間オーディオ」の設定をしっかりと済ませておけば「ワタシ・オレだけのプレシャスなリスニング体験」が味わえるというわけです。AndroidスマホやBluetoothに対応するオーディオ再生機器では今のところ使えない点には注意が必要です。

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