ほぼ4万円はアリ? 新しい「AirPods Pro」の“買う価値”を考察(山本敦)
空間オーディオ再生を一人ひとりの耳に合わせる
アップル独自の立体音楽体験「空間オーディオ」は、iOS 16から「パーソナライズされた空間オーディオ」という機能が加わり、AirPodsユーザーの耳の形に合わせて個人最適化した空間オーディオ体験が楽しめるようになります。
iPhoneのフロントカメラで耳画像を撮影して、作成したユーザープロファイルを今回の新製品を含む対応するAirPods、またはBeatsのイヤホン・ヘッドホンによる再生時に反映させるというものです。筆者もiOS 16 Public Betaで試しました。ひと言で言えば「音の鮮度が上がる」手応えがあります。
AirPods ProをiPhone、またはiPadにつないで音を鳴らす前に、「イヤーチップ装着状態テスト」と「パーソナライズされた空間オーディオ」の設定をしっかりと済ませておけば「ワタシ・オレだけのプレシャスなリスニング体験」が味わえるというわけです。AndroidスマホやBluetoothに対応するオーディオ再生機器では今のところ使えない点には注意が必要です。
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