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コストを抑えつつゲーミング性能はそのまま

この性能でこの価格!? 3万円で買える27インチ165HzのゲーミングディスプレーMSI「Optix G273」レビュー

2022年06月17日 12時30分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII.jp編集部
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

調整機構は-5°~20°のチルトのみ。このあたりの機構を削ることでコストを抑えている

背面はしっかりMSIのロゴが刻まれて、ゲーミングディスプレーらしいデザインに仕上がっている。LEDイルミネーションは搭載されていない

 画面サイズは27インチで解像度はフルHD。安価な製品にもかかわらずIPSパネルを採用しており、sRGBカバー率99%、DCI-P3カバー率94%と広色域。それでいてリフレッシュレートは165Hz、応答速度は1ms(MPRT)と必要十分なゲーミング性能を持ち合わせている。

インターフェースは、HDMI 1.4b×2、DisplayPort 1.2a×1、ヘッドホン出力×1

 その上、G-SYNC Compatibleにも対応し、対応グラボとの組み合わせで、カクつきやティアリングを抑え、なめらかな表示が可能となる。また、暗部を明るくして敵を見つけやすくするナイトビジョンモードやフレーム間に黒色を挿入して残像感を軽減するアンチモーションブラー(MPRT)モードなど、ゲームプレイを快適にする機能も装備する。

ナイトビジョンモードは、AI設定も備わっており、シーンに合わせた最適な調整をしてくれる

 そのほかにも、目の疲れを低減するブルーライトカット機能や画面のチラつきを抑えるアンチフリッカーも装備。ディスプレーの設定を行なうOSDの操作は、扱いやすいスティックタイプのナビキーを採用。安価ながらゲーミングやディスプレーとして必要な機能は一切省かれていない。

ブルーライトカット機能も搭載されているので、ビジネス的な作業で長時間ディスプレーに向かう際に重宝する

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