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8コア/16スレッドのAMD「Ryzen 7 5700G」を搭載

11万円台と高コスパ! コンパクトでありながらテレワークなどに最適なスリム型デスクトップPC「mouse SL8」をレビュー

2022年06月08日 11時00分更新

「mouse SL8」

 性能重視で選ぶとなるとタワー型のゲーミングPCがほしくなるが、置き場所に困るのはもちろんのこと、価格を考えるとそれなりの準備と覚悟が必要となる。

 これに対して省スペース性で考えてみると、ノートPCが最有力候補だ。しかし、デスクトップPCと比べるとCPU性能が見劣りするほか、小さな画面で長時間作業をするのは肩凝りの原因になるし、目にも優しくない。もちろん、ゲーミングノートPCのような大画面モデルもあるが、これだと省スペース性が犠牲になってしまうため、本末転倒だ。

 高性能ノートPCにディスプレーとマウス、キーボードを接続して使えば満足できそうだが、ここまで周辺機器を接続して使うなら、割高なノートPCにこだわる必要はないだろう。

 そこでオススメなのが、スリム型デスクトップPC。デスクトップPCの高性能をコンパクトな筐体で実現したスリムモデルだ。横幅が狭いため圧迫感が少なく、机の上に置いても気にならないサイズが特徴となっている。

 今回紹介するマウスコンピューターの「mouse SL8」は、約100(W)×390(D)×365(H)mmとコンパクト。とくに横幅は約100mmしかなく、スマートなデザインに仕上がっている。さらに、CPUには8コア/16スレッドのAMD「Ryzen 7 5700G」を採用し、性能面も文句なし。しかも価格が11万4800円からと抑えられており、価格面でも満足できる製品だ。

mouse SL8 主なスペック
CPU AMD「Ryzen 7 5700G」
(8コア/16スレッド、最大4.6GHz)
CPUクーラー 空冷CPUクーラー
グラフィックス AMD「Radeon グラフィックス」
メモリー 8GBメモリー(8GB×1、DDR4-3200)
ストレージ 256GB SSD(M.2接続/NVMe対応)
光学式ドライブ -
インターフェース USB 2.0 Type-A×2、USB 3.0 Type-A×6、USB 3.1 Type-A、USB 3.1 Type-C、DisplayPort、HDMI出力端子、D-Sub、有線LAN(1000BASE-T)、マイク入力/モノラル、ヘッドフォン出力、マイク入力、ラインイン、ラインアウト
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)+Bluetooth 5
電源 300W(80PLUS BRONZE)
本体サイズ 約100(W)×390(D)×365(H)mm
[突起物含む]約100(W)×393(D)×370(H)mm
重量 約6.2kg
OS Windows 11 Home

 ビデオカードを搭載していないため、重たい3Dゲームをプレイするのは難しいが、ブラウザーゲームやストラテジーのような、描画速度が不要なジャンルなら十分遊べるだろう。

 CPU性能が高いこともあって、資料をまとめて書類を作る、ブラウザーで調べものをする、オンライン会議に参加する、画像や動画の編集を行なうなど、仕事や学習、趣味まで、多くの用途で活躍できるだけのポテンシャルがある。

 このmouse SL8がどういったPCなのか、外見からその内部、そして性能面まで詳しく紹介していこう。

スリムでも使いやすさを追求したデザイン

 スリム型はタワー型と比べるとサイズ面では有利だが、拡張性ではどうしても見劣りしてしまう。とくにコスパを重視した廉価なモデルでは、拡張性が犠牲になっていることが多く、例えばUSBの数が少ない、メモリーの増設ができない、内蔵ストレージの増設が難しい、拡張スロットが1つだけといったことが挙げられる。

 しかしmouse SL8は、こういった残念な例とはまったく異なる。

 まずはインターフェースを見てみよう。前面のUSBはUSB 3.0 Type-A×2のほか、ヘッドフォンやマイク端子、SDカードスロットまで用意されているのはうれしいポイント。オンライン会議などで使うウェブカメラやマイクの着脱が手軽なほか、別途カードリーダー不要でデジタルカメラからのデータ移動も可能だ。

 背面のインターフェースはかなり充実しており、USB 3.0 Type-A×4、USB 3.1 Type-A/Type-C、USB 2.0 Type-A×2、PS/2、HDMI、DisplayPort、D-Sub(アナログRGB)、有線LAN、音声入出力などが用意されている。

 とくにうれしいのが、USBの数。これだけ用意されていればUSBハブは必要なく、そのまま多数の周辺機器を接続できる。また、HDMIだけでなくDisplayPortも装備しているので、デジタル接続でのデュアルディスプレー環境も簡単に構築できるわけだ。

スリム型だが、充実したインターフェースが魅力。背面のUSBは数が多く、多数の周辺機器を接続できる

 なお、前面中央下あたりにある凹み部分は、吸気口だ。ここには簡単に着脱できるフィルターが装着されているので、ホコリが溜まったとしてもスグに掃除できるようになっている。

前面フィルターはケースを開ける必要がなく、いつでも簡単に引き出せる。掃除も簡単だ

 ちなみに吸気口はこの前面だけでなく、側面のCPUクーラー近くにもある。ここにもフィルターが装備されており、ホコリが入りにくくなっている。普段は前面フィルターのみ掃除し、数ヵ月に1回といった割合で、側面も掃除するといいだろう。

側面の吸気口は、CPUクーラーに近い上側にフィルターを装備。ホコリの侵入を防いでくれる

 周辺機器の話ついでに触れておくが、実は付属のマウス、キーボードがワイヤレスモデルになっている。デスクトップPCの利用で邪魔になりがちなケーブルを減らせるだけに、この変更はありがたい。

 キーボードはテンキーを装備していながら、特殊なキーの削除などによってコンパクトになっている。省スペース化という面では評価したいところだ。

ワイヤレス化されたマウスとキーボード。接続は専用のUSBレシーバーを使用する

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