IoT Eraの真っただ中、ホーム家電の世界でおおよそ手に入るIoT系タイマーやスマートプラグ、スマートコンセントの類は、その多くを衝動買いしつくしてしまった感がある。同時に、大昔に使っていたアナログ系の同機能を提供してくれるレガシー商品は、もうほとんどその存在すら忘れてしまっている。
そんなある日、いつものようにメルカリをぼ〜っと眺めていて昭和レトロな「ナショナル(松下電工)」ロゴのコンセントタイマー(TE-866)を発見して衝動買いしてしまった。レトロなダイモ・テープライターの様な格好をしたコンセントタイマーには、極めて分かりやすい「時間がたてば、切」「時間がたてば、入」という2つのコンセントが、左右に振り分けて取り付けられている。
間違いなく、昔は使っていたはずだが記憶が希薄だ。眺めているうちに、現在でもこの手の商品が健在なのかどうも気にかかり、いつものようにネットを探してみた。ネットですぐに見つかったのは「ダイヤルタイマー」(WH3101WP)と名付けられた商品だった。前述した昭和レトロなコンセントタイマーのコンセント・ブレード穴が、4つから3つに改良されたものだ。中央のブレード穴は「入」と「切」の両プラグ兼用となった商品だ。
これで我が家には、昭和な雰囲気のコンセントタイマー2個とIoTスマートプラグがたくさん揃ったが、ネットで究極のアナログ型「24時間くりかえしタイマー」(WH3301)という見た目複雑そうな構造のモデルも、勢いで衝動買いしてしまった。その結果、我が家にはアナログからデジタル、昭和から令和までのなんちゃってスマートプラグが4種類揃った格好になった。
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