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WQHD解像度240Hz駆動でPS5にも対応

快適なゲーム環境の構築にオススメ!27インチ湾曲ゲーミングディスプレーのMSI「MPG ARTYMIS 273CQRX-QD」は色合いにもこだわった至高モデル

2022年05月17日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 インターフェースは、HDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.2a×1、USB Type-C(DP Alt mode)×1、USB 2.0 Type-A(USB ハブ)×2、USB 2.0 Type-B(PC接続用)×1、ヘッドホン出力×1を搭載。

USB-C端子は、15Wの給電にも対応。ディスプレーに出力しながらパソコンの充電もできる

 ディスプレー設定を行なうOSDは、操作しやすいスティックタイプのNAVIキーを採用。また、USB接続することでパソコンから操作できる「Gaming OSD」にも対応。起動するゲームやアプリによって自動的に設定を変えられるほか、ウィンドー分割にも対応。背面にあるMystic Light対応のLEDライトの設定なども行なえ、手元から手軽に設定変更ができる。

OSD操作は、NAVIキーを採用。上下に電源ボタンとマクロキーボタンが設置され、操作類がまとめられた

背面に搭載されているLEDライト

MSIのロゴもLEDで輝きMystic Lightに対応している

USB接続すればGaming OSDをインストールすることで、パソコンからディスプレー制御が可能

Mystic Lightの設定もGaming OSDから利用できる

PS5に接続して最適な表示に

ゲーム時は画面に近づいてプレイしたい

 実際にゲームをプレイしてみたが、高リフレッシュレートによる滑らかさや湾曲で見やすく没入感を得られるという利点はもちろん、発色もきれいで写真の現像とかでも利用したくなった。パソコンだけでなく、PS5へ接続したとき、4K信号の場合はダウンコバートして60Hz表示、1080p信号の場合はアップコンバートして120Hz表示にも対応。WQHDという解像度を活かした最適な表示をしてくれる。

 設置に関しては、電源が120WのACアダプターでかなり大きいため、これをどこに置くかがネックになるが、スイベルやチルト、高さ調整が可能なので最適なプレイ環境を構築できる点は◎。電源ボタンとマクロキーがNAVIスティックの上下に配され、個人的にはディスプレー下部にあるより扱いやすいと感じた。

 面白い機能として、「Optixスコープ」が搭載されている。中央部分を常に拡大表示する機能で、銃器の照準を合わせるFPS系ゲームで威力を発揮するだろう。最初は慣れが必要だったが、遠くにいる敵や見づらい敵に対して、照準を合わせやすくなった。

中央部分が拡大される「Optixスコープ」機能。照準を合わせやすくしてくれる

 PIPやPBPにも対応。複数のマシンで作業する際に便利だ。KVMスイッチ機能も搭載しており、USB機器を接続すれば、複数マシンで切り替えて利用が可能。作業効率アップにもつながる。

PIPの画面。サイズや位置は変更可能だ

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