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「AMD Radeon Super Resolution」を使えば4K解像度も安定60fps!

ELDEN RINGはフルHD、WQHDなら60fpsを維持!「Ryzen 7 5800X」&「RX 6700 XT」を搭載する推奨PCで"王"を目指せ

2022年04月06日 11時00分更新

文● 勝田有一朗 編集●市川/ASCII
提供: マウスコンピューター

「AMD Radeon Super Resolution」で4K解像度も快適に!

 WQHD解像度で快適に遊べるのであれば十分とも考えられるが、4Kディスプレーを持っているならば4K解像度で遊びたい……と思っているところに、ひとつの福音が舞い降りてきた。それが「AMD Radeon Super Resolution」(以下、RSR)だ。

 RSRはドライバーレベルの超解像アップスケーリング技術で、ディスプレーのネイティブ解像度未満でレンダリングしたゲーム画面を、超解像技術でネイティブ解像度へ綺麗にアップスケーリングしてくれるというものだ。2022年3月17日より配布開始されたRadeon用ドライバー「Radeon Software Adrenalin Edition 22.3.1」で機能が有効になっている。

 ゲーム画面のアップスケーリング技術では、NVIDIAの「DLSS」やAMDの「FSR」などが知られているが、それらはゲーム側の対応が必要な技術だ。一方RSRはドライバーレベルで対応する技術なので、既存のゲームにもそのまま適用できるのが大きな利点となる。もちろんELDEN RINGにも適用可能だ。

 RSRを利用するための条件は次の3つとなる。

①Radeon RX 5000/6000シリーズGPUを搭載していること。
②Radeon Software Adrenalin Edition 22.3.1以降のドライバーをインストールしていること。
③Windows 10/11で使用していること。

 というわけで、G-Tune EP-A-6700XTもRSR利用の対象となっている。

 新しいRadeonドライバーをインストールすると、Radeon設定アプリ内のグローバル設定およびゲーム個別設定画面に、RSRの設定項目が追加される。そのトグルをオンにした状態でELDEN RINGを起動し、ゲーム内のグラフィックス設定にてスクリーンモードを「フルスクリーン」、解像度をディスプレーの解像度未満(例として2560×1440ドット)を選択すれば、あとは自動的にRSRが開始され、超解像アップスケーリングが適用された状態となる。

 少しプレイしたところ、アップスケーリングの効果は結構自然で、品質設定を「中」に落とすよりは断然良いと感じた。RSRを有効にした状態での平均フレームレートの計測結果は次のとおり。

設定画面にRSRの項目が追加されている

 WQHD解像度と同じ負荷になるので当然ではあるのだが、RSRが有効ならほぼ安定60fpsでプレイできた。4Kディスプレーを使用しているのであれば、RSRを使わない手はないだろう。

ELDEN RINGの快適プレイを約束できる1台

 以上の検証結果から、G-Tune EP-A-6700XTでELDEN RINGを快適にプレイできることがわかった。ELDEN RINGはタイミングが命のアクションゲームでもあるので、フレームレートが不安定ではゲームプレイに支障が出るというもの。その点、G-Tune EP-A-6700XTの場合、WQHD解像度までなら何も手を加えずに最高画質を安定60fpsで遊ぶことができ、4K解像度も少々の工夫で安定60fpsを実現できた。推奨ゲーミングPCの看板どおり、ELDEN RINGの快適プレイを約束できる1台といえるだろう。

 また、G-Tune EP-A-6700XTはストレージ容量もメモリー容量にも余裕があり、さまざまなゲームを快適にプレイできるスペックを備えている。ELDEN RINGを皮切りに、PCゲーミングの世界へどっぷり浸かってみてはいかがだろうか。

(提供:マウスコンピューター)

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