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「AMD Radeon Super Resolution」を使えば4K解像度も安定60fps!

ELDEN RINGはフルHD、WQHDなら60fpsを維持!「Ryzen 7 5800X」&「RX 6700 XT」を搭載する推奨PCで"王"を目指せ

2022年04月06日 11時00分更新

文● 勝田有一朗 編集●市川/ASCII
提供: マウスコンピューター

概ね安定60fpsを達成し、ELDEN RINGのプレイは快適!

 では、いよいよELDEN RINGを実際にプレイしてみて、推奨PCがどれくらい快適にプレイできるのか確認していくことにしよう。

 検証方法は、ゲームプレイ中の3つのシチュエーションごとに平均フレームレートを計測していくこととする。1つ目は地上フィールドを霊馬にまたがって一定のルートを駆け抜けていく。2つ目は坑道内での戦闘を含む探索。3つ目は最初の難関といわれるボス戦シーンだ。それぞれにおいて3840×2160ドット(4K)、2560×1440ドット(WQHD)、1920×1080ドット(フルHD)の3つの解像度でフレームレートを計測している。

 ゲーム内のグラフィックス設定は、スクリーンモードは「フルスクリーン」を選択、品質設定は「最高」に設定し、自動描画調整は「オフ」とした。

 なお、平均フレームレートの計測には「CapFrameX」というアプリを用いており、フレームレート計測したデータ全体を100分割して最小値から1%の数値「min(1%)」を、最小フレームレートの代わりとして平均フレームレートとともに記載している。

 ELDEN RINGはフレームレートの上限が60fpsに決められているので、平均フレームレートが60fpsに近いほどフレームレート落ちがなく、快適にプレイできていることを表している。その点を踏まえつつ結果を見てほしい。

 結果としては、WQHD解像度とフルHD解像度であれば、すべてのシチュエーションでほぼ安定60fpsの快適プレイを楽しむことができた。一方で4K解像度に関しては、坑道内やボス戦では問題なかったものの、フィールドを駆け抜けるシチュエーションでは明らかにフレームレートが落ちているのを実感できた。品質設定を「中」まで下げると4K解像度で60fps近くまで出せるようになるが、ここまで品質を下げて4K解像度にこだわる必要はないと感じた。

 もともとRX 6700 XTはターゲットをWQHD解像度としたGPUなので、この結果も止むなしと考えるべきなのだろうか。

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