セルフチェックインなどの省力化、ロボットによる非接触化ソリューションも目立ったHCJ2022
ロボはもちろん、音響から事務用品まで浸透した非対面・自動化・省人化の波
単純作業をロボットで代行、労働問題と品質問題を解決へ
コネクテッドロボティクス
コネクテッドロボティクス株式会社では、従来からあるソフトクリームロボットに加えて、フライドポテトロボットのデモを行なっていた。
ストックからポテトを補充して、揚げ油に投入、時折ゆすって揚がったらバギングステーションまで運ぶという手順を繰り返す。
フライドポテトの容器に詰める作業は人間が行うが、揚げる作業は手順が決まっているほか、ロボットのほうが投入から揚げ終わりまでの時間のコントロールは正確に繰り返すことができるのがメリットと言える。
https://www.youtube.com/watch?v=ygVb9_WLYm4
同じ操作を繰り返す「単純作業」は、ロボットにとっては楽な作業。そのぶん、スタッフは接客など人にしかできない業務に集中できる。
折しもフライドポテトの原料が不足している状況ではあったためかどうかは不明だが、何回かに一回は空のカゴを揚げている様子も見られた。
今回の展示では、コロナ禍特有の対策でスタッフの負荷を下げるためのソリューションのほか、人手不足を補うためのソリューションが多く見られたのが印象的だった。ここで紹介した以外にも、多くの企業が省力化・スタッフの負荷を減らすためのものが多く、業界の切実な課題も痛感した。
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