ごきげんよう、飲んべろり~なのナベコです。
都内に住んでいますが、暖かくなったと思ったらいきなり雪が舞うほどの冷えが戻ってきましたね。停電になったら冷凍庫の中のアイスの方々が心配ですが、いろいろなことを諦めて日本酒に燗をつけるしかないと思っております。夜にお仕事がある方や家路へ夜道を歩くみなさまはくれぐれも足元にお気をつけて。
さて、今回おビールの話です。
■「アサヒ生ビール」(通称マルエフ)のハーフ&ハーフがおいしいらしい
アサヒから昨年缶製品が登場して一時は出荷量が追い付かず休売にもなった「アサヒ生ビール」(通称マルエフ)が、今では安定してスーパーなどのお酒コーナーで定番で見かけるようになりました。マルエフは1986年に販売開始されて、その後、スーパードライの爆発的な人気で、一般向けの缶の製品は終売となった「幻のアサヒ」。根強いファンは多く、一部飲食店では販売が続けられていました。
最近は「アサヒ生ビール黒生」も定着して、マルエフは「白」「黒」の両方が並んでいる様子が見られます。
さて、そんなマルエフの「白」「黒」をハーフ&ハーフで飲むとおいしいという噂をご存じでしょうか! 新垣結衣さんが実践しているYouTube動画はこちら。
新垣結衣さんの楽しそうな表情にキュンキュンして飲んべろナベコも試してみました。
「アサヒ生ビール」
・品目=ビール
・アルコール分=4.5%
愛性は「マルエフ」。1984年から1985年にかけて実施したアサヒビールの調査で「苦くて重いビールから、のどごしのよいすっきりした味わいのビールへ」という嗜好の変化を捉えたことから開発した「コクがあってキレがある。さらにまろやかなうまみのある」ビール。
「アサヒ生ビール黒生」
・品目=ビール
・アルコール分=5%
・1982年に日本初の缶の黒生ビールとして発売した「アサヒ黒生ビール」をルーツとする生ビール。1995年に黒麦芽、クリスタル麦芽、ミュンヘン麦芽のブレンドにリニューアル。発売中の「アサヒ生ビール黒生」は1995年から2015年まで発売した商品と同様の中味で「芳ばしい香りとまろやかなうまみ」が特長。
■試してみた
ハーフ&ハーフの作り方は簡単。最初に「白」をグラスの半分くらい注ぎ入れ、続いて「黒」を注ぎ入れる。泡が上がってくることもあり、目分量だけで厳密に5:5にするのは難しいですが、試した結果だいたいで大丈夫だと判明しました。なぜならどちらかが多くなっても外さずにおいしいから!
■「黒」としては飲みやすく、「白」としてはコクが出る
マルエフ「黒」はまろやかな旨みが特徴で「黒ビール」としてはかなり飲みやすい味わい。「白」を加えることでさらにすっきりとして飲みやすさがアップします。
「白」側からいうとコクが増して、奥行きがあるビールに変化。個人的に、マルエフの「白」はそぎ落としたように淡麗な味わいであるため、飲みごたえとしては物足りないようにも感じていましたが、ハーフ&ハーフにすると味わい深く楽しめます。
見た目に茶褐色ですが、ビターさは控えめで黒ビールがもともと苦手な人にとっても飲みやすい味わい。なおかつ、定番のマルエフ「白」に厚みを加えてくれて、コク・深みのバランス良好。「白」を多めに注ぐとよりすっきりに、「黒」を多めにすると特有の芳ばしい香りが強めに楽しめる、と、配合を自分で調整できるのも魅力です。
2種のビールをブレンドするのは、「既製品はすでに最上にうまい状態」という気持ちでいると躊躇してしまいますが、透明感あるクリアな飲み口なマルエフだからこそブレンドにも適しているのでしょうね。
■友達や家族と一緒に飲むといいのかも!
ネックとしては2本同時に開けるので、最低2本は飲むことになります。ナベコとしてはもちろん量は飲めるので問題ないのですが、残りの缶を卓上においておくとぬるくなってしまいそうで気になりました。ふたり以上で飲む時に試すと一度に注ぎきれてちょうどいいのかもしれません。いっきに2本飲むのはちょっと、という人にも、複数人で飲む時のトライがオススメです。
ハーフ&ハーフを飲んで→「白」をそのままで飲む→「黒」をそのままで飲む→またハーフ&ハーフで、と変化をつけて飲んでいくのもおもしろいです。ビール好きのみなさん、スーパーにいったらマルエフの「白」と「黒」を両方買ってみましょう。
ナベコ
酒好きライター、編集者。酒活動しています。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に参戦するなど。ホットカーペットが気持ちよすぎて床で寝おちして朝陽で気が付く日々。せっかく年始におろしたパジャマを着ないと……。
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